2022年4月8日、韓國メディア?韓國経済は「“選挙の女王”の帰還？樸槿恵（パク?クネ）前大統(tǒng)領(lǐng)、柳栄夏（ユ?ヨンハ）弁護士支持聲明」と題する記事を掲載した。

記事によると、樸前大統(tǒng)領(lǐng)は同日公開したYou Tubeの映像で、「國政介入事件」で自身の弁護人を努めた柳弁護士の大邱市長選への挑戦を支持する考えを示した。樸前大統(tǒng)領(lǐng)は昨年末に赦免され、その後入院していたが、先月24日に退院した。退院後に政治的メッセージを出すのは今回が初めて。また、で特定の人物を公に支持するのは12年の大統(tǒng)領(lǐng)選以來10年ぶりのことという。

尹弁護士は最大野黨「國民の力」所屬として6月1日に行われる地方選挙に向け準(zhǔn)備を進めており、樸前大統(tǒng)領(lǐng)は柳弁護士の後援會長を擔(dān)っている。

映像で樸前大統(tǒng)領(lǐng)は「私の故郷であり柳候補の故郷である大邱で、私がかなえられなかった夢を尹候補が代わりにかなえてくれると信じている」「柳候補の頼みで後援會長を引き受けたが、以心伝心だった。ほとんどの人が私の下を去り、私との関係を否定したときにも、（柳弁護士は）私のそばでつらい時期を共に耐え抜いてくれた」などと話し、尹弁護士への支持を呼びかけたという。

記事は「保守支持勢力の強い大邱市で、かつて”選挙の女王”と呼ばれた樸前大統(tǒng)領(lǐng)が柳弁護士への支持を表明したことにより、『國民の力』の候補者らの爭いにどんな影響が出るか注目される」と伝えている。

これを見た韓國のネットユーザーからは「大邱市は樸前大統(tǒng)領(lǐng)のものなの？弾劾された大統(tǒng)領(lǐng)が『自分を守ってくれた人だから』との理由で市長選に出馬させるなんてあり得ない。まだ夢の中で生きているようだ」「これは違う。公私の區(qū)別はしっかりつけるべき」「樸前大統(tǒng)領(lǐng)は大邱市民を自分の家來とでも思っているのか？」「柳弁護士が大邱市のためにしてくれたことはない。結(jié)局は落選して恥をかくということになぜ気づかないの？」「國民が樸前大統(tǒng)領(lǐng)に求めることは、黙って靜かに暮らすことだけ」「もういい加減、政治から離れてください。次の世代に任せて」など批判的な聲が多數(shù)寄せられている。（翻訳?編集/堂本）