上海市、夫婦が「陰性証明」あると主張も擔當者「私が陽性だと言ったら陽性だ!」―米華字メディア

Record China    2022年4月12日(火) 14時20分

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11日、米華字メディア?多維新聞は、上海市で病院での新型コロナ陰性証明があるとの主張を無視して市民を臨時病院に収容しようとする當局擔當者の態(tài)度が物議を醸していることを報じた。

2022年4月11日、米華字メディア?多維新聞は、上海市で病院での新型コロナ陰性証明があるとの主張を無視して市民を臨時病院に収容しようとする當局擔當者の態(tài)度が物議を醸していることを報じた。

記事は、上海市浦東新區(qū)の住民と取り締まり擔當者との19分に及ぶやり取りを録音した記録がこのほどネット上で拡散しており、録音では公立病院での陰性報告を持っている住民夫婦に対し、取り締まり擔當者が有効な証拠を示すことなく強制的に連行しようとするやり取りが繰り広げられていたと伝えた。

記事によれば、録音の中で住民の女性は「この社會には正義と言えるものがあるのか?私のスマートフォンには陰性報告があるが、あなたの言う陽性とはどこから來た情報なのか、疾病コントロールセンターにも電話したが、陰性のデータは病院から取得したものだと回答があった。防疫法の規(guī)定に基づき陰性と判定されていて、証拠もあるのに、あなたの口先だけで陽性であることを信じろというのか?」と抗議した。

すると取り締まり擔當者は「疾病コントロールセンターからリストを受け通っただけで、陽性報告は受け取っていないが、とりあえず臨時病院に行ってからクレームをつければいいでしょう。われわれは上層部の命令を執(zhí)行している。執(zhí)行に誤りがあっても、われわれのミスではない」と回答したという。

証拠の存在を無視し、相手の主張を全く聞き入れない取り締まり擔當者に対し、夫婦はついに聲を荒らげると、取り締まり擔當者は「私が陽性だと言ったらあんたは陽性なんだ!」「われわれに何の責任を負えと?われわれはただの執(zhí)行擔當者だ」などと言い捨てた。これに住民男性が涙聲で「ああ、失望した。まったくもって失望した」とつぶやいたが、取り締まり擔當者はその間も上層部に連絡を取って「この家の人間は陰性だと勝手に思い込んでいる」と報告、強制執(zhí)行の許可を得ようとしていた。

記事は、録音を聞いた中國のネットユーザーから「対話の內容に戦慄(せんりつ)を覚える。まるでコマンドを打ち込まれた取り締まりロボットとのやり取りじゃないか。悲しすぎる」「どちらが間違っていたにしろ、もう一度検査をするなどの方法で解決できるのに。しかも取り締まり擔當者は陽性報告を持っていないのに夫婦の陰性証明を見ようともせずに臨時病院に収容しようとし、強制執(zhí)行まで試みるなんて、息が詰まりそう」「陰性の人を陽性判定者が集まる環(huán)境に連れていけば間違いなく感染するじゃないか。これは政府に対する信頼性に関わる問題だ。一般市民をやるせない思いにさせたり、市民のメンタルを崩壊させるようなことがあってはいけない」といったコメントを殘していると伝えた。(翻訳?編集/川尻

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