ロックダウンの上海に「三つの崩壊」が現(xiàn)れる―米華字メディア

Record China    2022年4月15日(金) 18時(shí)20分

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米華字メディアの多維新聞は13日、新型コロナウイルス感染拡大で事実上のロックダウンが行われた中國(guó)上海市に「三つの崩壊が現(xiàn)れた」とする記事を掲載した。

米華字メディアの多維新聞は13日、新型コロナウイルス感染拡大で事実上のロックダウン(都市封鎖)が行われた中國(guó)上海市に「三つの崩壊が現(xiàn)れた」とする記事を掲載した。以下はその概要。

上海の現(xiàn)下の感染対策に対する世間の見方は分かれるが、ゼロコロナは當(dāng)局の確固たる防疫戦略、正常な生活を維持して人々を守る唯一の方法だ。だが、困難な生活に関する情報(bào)が絶えることはなく、SNSを見るとほぼ毎日、「薬が購(gòu)入しづらい」「肉や野菜が不足している」といった援助を求める聲が目に入る。中國(guó)の防疫モデルが大勢(shì)の命をつなぎとめたことを誰(shuí)も否定できないが、さまざまな問題も生じている。

現(xiàn)在の上海には醫(yī)療システムの崩壊、物資配送の遅れが引き起こした大衆(zhòng)の心理崩壊、メディアシステム全體の崩壊という三つの崩壊が現(xiàn)れている。うち、メディアシステムの崩壊は第一に置くべきであり、熟考にも値する。

メディアシステムの中で國(guó)家級(jí)メディアがより多く擔(dān)うのは國(guó)の政策を伝える任務(wù)だ。一方、地元型メディアや民間に近いメディアは一定の弾力的空間を持つことができる。しかし「正規(guī)メディア」とSNSで見える「民衆(zhòng)の現(xiàn)実」の間には大きな差があり、正規(guī)メディアが伝える「防疫の前向きなエネルギー」と人々の間で広く拡散されるセルフメディアの文章は明らかに異なる。

今回の上海の防疫をめぐってはほぼ毎日のようにデマの打消しが行われたが、メディアがもしデマを否定するだけで民衆(zhòng)に代わって聲を発しないなら、デマはより多くなり、火に油を注いでしまうだろう。(翻訳?編集/野谷

※記事中の中國(guó)をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個(gè)人の見解であり、RecordChinaの立場(chǎng)を代表するものではありません。

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