中國の稅関総署が13日に発表したデータによると、中國と地域的な包括的経済連攜（RCEP）協(xié)定の加盟國との貿(mào)易額は、中國の対外貿(mào)易総額のうち30．4％を占めたという。中國新聞社が伝えた。

稅関がまとめた統(tǒng)計データを見ると、今年第1四半期（1-3月）には、中國とRCEP加盟14カ國との輸出入額が前年同期比6．9％増の2兆8600億元（約54兆3400億円）に上り、中國の対外貿(mào)易総額の30．4％を占めた。このうち輸出は同11．1％増の1兆3800億元、輸入は同3．2％増の1兆4800億元だった。

國別に見ると、中國-RCEP加盟國間の輸出入規(guī)模では日本と韓國の占める割合が最も大きく、いずれも20％を占めた。中國と韓國、マレーシア、ニュージーランドなど複數(shù)の國との輸出入額の増加率はいずれも2けたに達した。

製品別に見ると、同期の中國の対RCEP加盟國輸出では電気機械製品が52．1％、労働集約型製品が17．8％を占めた。そのうち集積回路の輸出増加率が最も高く25．7％に達し、繊維製品の輸出も14．1％増加した。

同総署の李魁文（リー?クイウェン）報道官（統(tǒng)計分析司司長）は同日に行われた記者會見で、「現(xiàn)在、RCEPの各種ルールや制度のボーナスを十分によりよく享受するよう企業(yè)を誘導しているところだ。稅関がまとめたデータでは、RCEPが発効した第1四半期以來、中國の輸出企業(yè)が申請?取得したRCEPに基づく原産地証明書と制作?発行された原産地聲明は合わせて10萬9000通、価格にして371億3000萬元に上り、輸入國の関稅減免2億5000萬元の恩恵を享受できる」と述べた。

RCEPは現(xiàn)在、世界で最も規(guī)模の大きな自由貿(mào)易協(xié)定であり、世界の人口の約30％、経済規(guī)模の30％、対外貿(mào)易の30％をカバーする?，F(xiàn)時點で加盟12カ國で発効している。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KS）