2022年4月15日、韓國?アジア経済は「サムスン電子が15年間守り続けたロシア市場の主導(dǎo)権を中國企業(yè)に明け渡す可能性が高まっている」と伝えた。

記事によると、最近1カ月の間にロシア市場でファーウェイ（華為技術(shù)）、OPPO、Vivoなど中國製スマートフォンの販売量が2倍に増加した。ファーウェイは300％、OPPOとVivoはそれぞれ200％増加。シャオミ（小米科技）は12％成長したという。

記事は「サムスン電子がロシアへの製品輸出を停止し、アップルも製品の販売を中止したことを受け、ロシアの消費(fèi)者らが代用品として中國のスマホを選択したものとみられる」と分析。「ロシアでサムスンのスマホの在庫分は販売されているが、価格が2倍以上に跳ね上がっているため相対的に廉価な中國のスマホの販売量が増加している」と説明している。

ロシアは世界6位のスマホ市場?歐州最大の需要者であり、市場シェアが相対的に低いアップルと異なり、サムスン電子にとっては絶対に逃せない市場だという。サムスン電子は2007年からシェア1位の座を守り続けており、昨年のシェアは33％に達(dá)した（2位のシャオミは25％、3位のアップルは14％）。ところがスマホ販売量の急減により、今年は1位獲得が難しいとみられている。

一方、中國のスマホメーカーは市場攻略に向け積極的に新作を発表しているという。記事は「中國政府が米國主導(dǎo)の制裁に參加せず親ロシア的中立の立場を貫いているため、メーカーらは業(yè)績向上にまい進(jìn)しているようだ」と説明している。ただし、「ロシアでの販売量が増加しても中國のスマホメーカーらの業(yè)績改善は難しいとみられる」「ルーブルの価値が不安定で収益性が悪化する可能性があるためだ」とも指摘している。

業(yè)界関係者は「ロシアでは中低価スマホの需要が増えているため、今年の中國製スマホの市場シェアは大きく増加するだろう」と話したという。

この記事に韓國のネットユーザーからは「サムスンが終わったら韓國も終わり」「価格競爭力を備えて市場を広げるべきでは？性能と価格の両方を手に入れないと」「早く戦爭が終わり元通りになってほしい」などと不安の聲が上がっている。

一方で「サムスンの決定はグローバル企業(yè)としての責(zé)任を果たすもの。侵略國とは取引しないという企業(yè)精神だ」との聲も。

その他「ロシア市場を奪われたのは、単純にサムスンの実力不足」「最近はサムスンのスマホの性能に限界を感じる。対策を講じないとサムスンの時(shí)代は終わってしまう」と指摘する聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）