中國メディアの観察者網(wǎng)に15日、「2022年の失業(yè)率が最も高い職業(yè)の一つが俳優(yōu)」と題する文章が掲載された。以下はその概要。

李亜文（リー?ヤーウェン）さんは17年、映畫?テレビ番組制作會(huì)社の俳優(yōu)研修クラスを経て本格的にこの業(yè)界に入った。最初の2年間、どんな役でも引き受け、ロケの參加日數(shù)は毎月20日余り。しかし、21年の撮影の仕事は年間30日ほどにとどまり、同年初めに聲がかかったテコンドーがテーマの映畫はプロジェクト全體が新型コロナウイルスの影響で先送りされた。

李さんの話は決して個(gè)別の事例ではない。今年、大手プラットフォーム各社はコンテンツに関する予算を削り、中間クラスの俳優(yōu)は失業(yè)率が最も高い職業(yè)の一つとなった。失業(yè)の淵にいる彼らは第二の道を探すことを余儀なくされ、ある人は自ら報(bào)酬を下げて、音楽や衣裝などの仕事も擔(dān)當(dāng)。またある人は積極的に副業(yè)を探している。

かつて熱気にあふれていた國內(nèi)最大の映畫スタジオ?橫店影視城は今年、異様な靜けさとなった。そこで撮影をしている夫から「橫店で今撮影中なのはわずか10組前後」と聞いた女優(yōu)の馬?。ē蕞`?ディン）さんは、「新型コロナの影響が一部の撮影チームに及んだ」と付け加えている。

21年後半から映畫?テレビ業(yè)界は投資により慎重になり、コストパフォーマンスをいっそう重視するようになった。ネットドラマの腳本を手掛けた馬さんは「予算の削減はネットドラマの常態(tài)だがコロナ禍でより深刻になった」と指摘する。また、「人が多く、作品は少ない」という狀況から配役の際の條件は以前より厳しい。感染の流行が繰り返され、プラットフォームが予算を引き締める中、俳優(yōu)らは「人気が出るだろうか」ともはや考えなくなった。參加できる作品がある。それで十分幸運(yùn)なのだ。（翻訳?編集/野谷）