2014年6月6日、中國新聞社によると、新日中友好21世紀(jì)委員會の中國側(cè)座長を務(wù)める唐家[王旋]（タン?ジアシュエン）元國務(wù)委員は5日、「日中関係を根本からあるべき姿に整えるのは、極めて困難で複雑な作業(yè)であり、根源から考え直し、表層問題と深層問題を共に解決する必要がある」と強(qiáng)調(diào)した。

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新日中友好21世紀(jì)委員會の日中関係シンポジウムが同日、長崎市で開幕した。中國側(cè)を代表して基調(diào)発言を行った唐氏は「日中両國という極めて複雑な関係を処理するには、雙方共に真剣に従う基本原則がなければならない。これが両國関係の『源』だ。國交正常化後の42年間で日中関係が多大な発展を遂げた重要な基礎(chǔ)は、國交正常化時(shí)の両國政府?指導(dǎo)者間の一連の重要な了解と共通認(rèn)識、および日中共同聲明など4つの政治文書に定める各原則精神だ。一昨年のいわゆる『島購入』事件であれ、昨年末の日本の指導(dǎo)者の靖國神社參拝であれ、こうした原則や精神に背いたことが致命的な點(diǎn)だ」と指摘した。

また、「日本側(cè)からは戦略的互恵関係の『原點(diǎn)』に立ち戻るべきとの聲が常に聞かれるが、國交正?；卧瓌t精神から離れれば、戦略的互恵関係は『源のない水、根のない木』になる。日中関係を処理するには、國交正?；巍涸c(diǎn)』を再確認(rèn)する必要がある」と指摘。日中関係の原點(diǎn)として「歴史を鑑とする」「小異を殘して大同につく」「世々代々の友好」という3つのキーワードを挙げた。

「表層問題」については、両國関係に影響を與える突出した問題を避けることはできないとして、歴史問題と釣魚島（尖閣諸島）問題を適切に処理して、日中関係を早急に安定させることが當(dāng)面の急務(wù)だと指摘した。また、「両國関係の長期的で健全な安定した発展を?qū)g現(xiàn)するには、政治的相互信頼と國民感情という2大ポイントに雙方が大きな力を注ぐ必要がある。これが『深層問題』だ」として、雙方が（1）相互認(rèn)識?位置づけを改めて確立し、互いがパートナーか脅威か、チャンスか試練かという問題を根本的に解決する（2）政治?安全保障面の相互信頼を確立し、時(shí)代の潮流に沿った新安全保障観によって戦略?安全保障面の疑念や懸念を解消する（3）各分野の交流?強(qiáng)力をたゆまず推進(jìn)し、利益の紐帯を強(qiáng)化し、民意環(huán)境を改善し、両國関係の長期的?安定的発展の強(qiáng)固な基礎(chǔ)を固める必要性を指摘した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/武藤）