2022年4月17日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語(yǔ)版サイトは「ドイツでは本當(dāng)にプーチン支持者がそんなにたくさんいるのだろうか」とする文章を掲載した。以下はその要約。

ロシアがウクライナに侵攻して8日目の3月3日、あるドイツ人ブロガーがTikTokに流暢なロシア語(yǔ)で「親愛なるプーチンさん、歐州諸國(guó)があなたについて理解していないことを申し訳なく思います。ここでは、ロシア國(guó)旗を掲げただけで捕まってしまうのです。私はあなたを完全に支持しています。ウクライナにはファシズムとブタしかいません。ゼレンスキーは排除されるべきです」とプーチン大統(tǒng)領(lǐng)に語(yǔ)りかける動(dòng)畫を公開した。動(dòng)畫はネット上に拡散し、世界各地の親ロシアメディアやロシア語(yǔ)ユーザーが関心を寄せた。

その1カ月後、キーウ近郊のブチャでロシア軍が戦爭(zhēng)犯罪を働いたとの疑いが報(bào)じられた4月3日、このユーザーは友人と共に、ロシアやソ連、そしてドイツの國(guó)旗を掲げた自動(dòng)車約400臺(tái)からなる車列行進(jìn)イベントを?qū)g施した。この行進(jìn)は多くの通行人を震撼させ、「恥を知れ」との罵聲が飛び交ったほか、中指を立てる市民や、涙を流す市民も見られた。

しかし、行進(jìn)の參加者は路傍の人たちがなぜこんなに憤慨していたのか明らかに理解できていなかった。彼らは「われわれは平和のために行動(dòng)している」と語(yǔ)るが、よくよく聞いてみれば彼らにとっての平和はロシアの勝利によってもたらされるものなのだ。參加者からは「北大西洋條約機(jī)構(gòu)（NATO）さえいなければ、ロシアとウクライナは仲良くできるのに」「どうしてみんなが突然プーチン氏に反発するようになったのかわからない」などといった言葉が聞かれた。

移民問題の専門家によると、ドイツ國(guó)內(nèi)に300萬(wàn)人いるロシア語(yǔ)話者のうち、4分の1がクレムリンによるプロパガンダの影響を受けているという。キリスト教民主同盟のメディナ?シャウバート氏はロシアのウクライナ侵攻開始以降、ロシア語(yǔ)話者がいかに大量のロシアに対するヘイト現(xiàn)象に関するフェイクニュースを消費(fèi)してきたかを観察している。ロシアからの移民のうち、多くの人が長(zhǎng)年ロシア語(yǔ)メディアのみに觸れており、過激なロシア政府によるプロパガンダの影響を特に受けやすいとのことだ。

冒頭のプーチン大統(tǒng)領(lǐng)への動(dòng)畫メッセージを配信したブロガーは、車列行進(jìn)イベントを批判されるとTikTokにアップしていた動(dòng)畫を全て削除した。しかし、このブロガーが2月22日に開設(shè)したサイトは殘っており、そこではドイツ語(yǔ)でウクライナ戦爭(zhēng)に関するうその情報(bào)が撒き散らされていた。彼はまさに、クレムリンのプロパガンダを伝えるラテラル?シンカーの1人なのだ。（翻訳?編集/川尻）