中國國営新華社通信系の參考消息は17日、臺灣の人気歌手アーメイ（張恵妹）さん（49）のコンサートに客として參加した人の新型コロナウイルス感染確認(rèn)が相次ぎ、主催者の「緩い」対策に批判の聲が出ていると報じた。

記事によると、アーメイさんはこのほど、臺北市松山區(qū)の臺北アリーナで全12公演のコンサートを開催した。アーメイさんが同所でコンサートを開くのは7年ぶり。

コンサートに客として參加した人の感染は、臺北市と高雄市で14日、1人ずつ確認(rèn)され、15日時點で計16人に上っている。

これを受け、高雄市はスクリーニング検査の通知を900通以上出したが、協(xié)力したのは200人余りにとどまっている。

陳其邁市長は、「疫學(xué)調(diào)査をして初めて分かったことだが、コンサート會場では飲食が禁止されておらず、客はマスクを外して大聲を上げ、音が大きすぎるので隣の友人と顔を近づけて話すなどの行為が防疫の穴となった」などと述べ、主催者のコロナ対策を批判した。（翻訳?編集/柳川）