2022年4月20日、環(huán)球時(shí)報(bào)は韓國(guó)の露店が20年以內(nèi)に消失する可能性があると報(bào)じた。

記事は、「ソウルには昔から靴修理、新聞販売、菓子や飲料販売などを行う小さな露店が數(shù)多くあり、獨(dú)特な文化的風(fēng)景ともなっているが、時(shí)代の変化の波やコロナ禍による人の往來の減少を受け、閉店する店が増えている」と伝えた。

記事の筆者は會(huì)社近くの靴修理の露店を利用した際の経験について、「4平方メートル足らずの狹い空間だが臭いもなく、仕事道具がきちんと整理され、小さな扇風(fēng)機(jī)で運(yùn)ばれる空気が心地よかった。店主の腕前は見事で、剝がれかけた靴の底の交換が十?dāng)?shù)分で終了し、料金はたったの1萬ウォン（約1000円）だった。ただしQRコードもカードも使えない」と紹介した。

また、これらの露店が姿を消していく理由について「貧しかった時(shí)代には、人々は靴を何度も直しながら大切に履いたため、靴修理の露店もなくてはならない存在だった。だが時(shí)代は流れ、靴を修理する人は少なくなった。さらに、新型コロナ感染癥の影響で在宅勤務(wù)が増え、靴を履く機(jī)會(huì)が減ったことも靴修理の減少に拍車をかけた」と分析している。

さらに統(tǒng)計(jì)データを引用し、「今年1月のソウルの露店の數(shù)は1152軒で昨年より119軒減り、10年前に比べ39％減少した。理由の多くは経営難だが、経営者の高齢化もある。露店店主は60歳以上が86％を占め、10～20年後には露店は姿を消すだろう」とした。

また、これに対する市民の反応として、「都市の美観向上や、通行の邪魔になるなどの理由で、露店は淘汰されるべきだと考える人もいるが、獨(dú)特の文化的風(fēng)景が失われることを殘念に思う人たちもいる」と紹介した。（翻訳?編集/田口）