第一次安倍內(nèi)閣の外務(wù)副大臣だった2007年2月21日、民主黨の岡崎トミ子、円より子両參議院議員が付き添って、韓國人の戦時(shí)慰安婦だった方（李容珠さん）を外務(wù)省に連れて來られました。

【その他の寫真】

厳しい抗議を受ける覚悟はしていましたが、植民地下で舊軍の行った全ての行動(dòng)について、現(xiàn)在の日本政府及び日本人にも道義的責(zé)任が伴うこと。特に戦時(shí)慰安婦の問題についてはお詫びして許されることではないけれども、先輩たちの犯した罪については我が事として改めて謝罪させていただきたい旨を申しあげました。そして、戦後60年の節(jié)目に発表された小泉談話が「過去を直視して、歴史を正しく認(rèn)識し、アジア諸國との相互理解と信頼に基づいた未來志向の協(xié)力関係を構(gòu)築していきたいと考えています」（2005年8月15日）と述べて、河野談話、村山談話を追認(rèn)していることを丁寧に紹介しますと、気品のある高齢の韓國婦人はうっすらと涙を浮かべたあと、私の目を見て微笑んでくれました。

だから「どこの國でもやっていたではないか」というNHK會(huì)長の発言は、世界の世論から見識を疑われるだけです。

維新の會(huì)の石原慎太郎代表が、2014年2月28日、衆(zhòng)議院予算委員會(huì)の質(zhì)疑で「當(dāng)時(shí)の河野官房長官がバカな発言をして従軍慰安婦を捏造した」と発言したことが、自由人の立場にあるジャーナリストOBの某氏との間で話題になった折、「國會(huì)內(nèi)での発言は何を言っても憲法で守られているとはいえいささか品性に欠ける」と述べた上で、「キチガイにバカと言われるのは正常な証拠。ヒトさまざまだねぇ」と言った某氏の感想には恐れ入りました。

それから「強(qiáng)制連行でなければ構(gòu)わない」と受け取られかねない橋下?大阪市長の証拠と事実の使い分けは、法廷では勝訴するかもしれませんが、現(xiàn)実を直視して問題の処理に當(dāng)たる政治家の発言としては繰り返さない方がよろしいでしょう。

もともと河野談話や村山談話（ 1995年8月15日、戦後50周年の終戦記念日：植民地支配と侵略によって、多くの國々、とりわけアジア諸國の人々に対して多大の損害と苦痛を與えた歴史の事実を謙虛に受け止め、痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明した村山富市総理談話 ）それに戦爭責(zé)任者のA級戦犯を合祀した靖國神社への政府首脳の參拝自重は、近隣諸國との歴史認(rèn)識をめぐる反目の繰り返しを斷ち切るための高度の政治判斷だったはずです。

　北京大學(xué)特任講師の私が「過去に學(xué)んで現(xiàn)在を正し、未來に生かそう」と學(xué)生たちに繰り返し述べてきたのは、反目の連鎖を斷ち切って前に進(jìn)もうと指摘したかったからです。

安部首相も參議院予算員會(huì)（3月14日）で「河野談話の見直しは考えていない」と答弁しました。これでやっと落ち著きを取り戻すことができると思った矢先、政府は河野談話の作成過程調(diào)査委員會(huì)を発足させるという報(bào)道があり、一體なにをどうしようとしたいのか理解に苦しみます。

いつまでもけじめをつけられずにモタついているうちに、東京に次いでソウルを公式訪問したオバマ大統(tǒng)領(lǐng)が樸(パク)槿(ク)恵(ネ)（パク?クネ）大統(tǒng)領(lǐng)との首脳會(huì)談（4月25日）で慰安婦問題に言及して「戦時(shí)下であっても言語道斷な人権侵害」と述べて、実にひどい人権侵害と考えなければならないという見解を示しました。すっきりと村山談話、河野談話の維持?継承を明確にしておれば、事前に韓國側(cè)から慰安婦関連発言の要請が仮にあったとしても、おそらく言及しなかっただろうと思われます。

新華網(wǎng)は、先頃、南京市が利済巷に殘存する大規(guī)模な日本軍慰安所の跡地を文物保護(hù)対象に指定する方針だと伝えています。ネットで見ると、8000平方メートルの敷地の中に、今でも木造モルタル造りのような2階建てで部屋が16室ある大きな建物が7棟、朽ち果てたまま殘っています?！弗ⅴ弗ⅳ爽F(xiàn)存する最大規(guī)模の日本軍慰安所舊址を文化財(cái)に指定して保存する」という記事は胸が痛んで読めません。

もう、卵が先か鶏が先かの議論を近隣諸國との間で繰り返すのは打ち止めにしませんか。誰にも、どこの國にも何の益も齎(もたら)せません。

愛國心とは、自らの國を大切に育み、他國から侵略を受けたら、命を賭して戦う決意です。他國から侵略されたら、76才の私は鉄砲を擔(dān)いで前線で戦います。おそらく何方(どなた)の決意にも負(fù)けないつもりです。とても大切なことは、愛國心の中には自國が犯した過ちを率直に認(rèn)める勇気が重い位置を占めている點(diǎn)です。それを忘れない河野談話や村山談話が、近隣アジア諸國だけでなくアメリカやヨーロッパの國々でも至極當(dāng)然な日本の歴史認(rèn)識として受け止められているのだと思います。

河野談話や村山談話を見直すことによって骨抜きにすることを狙い、天皇陛下も自重しておいでの靖國參拝を総理大臣に強(qiáng)いるような政治的言動(dòng)は、木の枝ぶりだけを見て、森全體を眺める視野に欠けている議論としか言いようがありません。中韓両國への配慮から指摘しているのではありません。もう、これ以上、政府を困らせるなと申しあげているのです。

＜追求！世界平和＞第1回（下）＝（上）は7日配信済み。

淺野勝人（あさの?かつひと）　1961年NHK入局、政治記者として自民黨、外務(wù)省、首相官邸各キャップや解説委員を務(wù)めた後、政界に転じ衆(zhòng)參両院議員（自民黨）、第一次安倍政権で外務(wù)副大臣、麻生政権で官房副長官などを歴任。現(xiàn)在、一般社団法人 安保政策研究會(huì)理事長、東北福祉大學(xué)特任教授。著書に「日中反目の連鎖を斷とう―北京大學(xué)講義録」（NHK出版）、「成熟」（時(shí)評社）など。