iPhoneに充電アダプタを同梱（どうこん）しなかった米アップル社に対し、ブラジルの裁判所が賠償金の支払いを命じる判決を下したことが、中國(guó)でも大きな注目を集めている。

報(bào)道によると、ブラジル?ゴイアニア市の裁判所はこのほど、充電アダプタを同梱しなかったアップル社は消費(fèi)者保護(hù)法に違反したとして、購(gòu)入者1人當(dāng)たり5000ブラジルレアル（約14萬(wàn)円）の賠償金の支払うべきとの判決を下した。

中國(guó)メディアの鳳凰網(wǎng)科技は「ブラジルの消費(fèi)者保護(hù)法では、スマートフォンなどに充電器を付屬しなければならないとされており、単體での販売も可能だが、（売り手が）それを強(qiáng)制してはならないとされている」と説明した。

アップル社は充電アダプタの同梱をやめた理由について、環(huán)境負(fù)荷の低減やすでに相當(dāng)數(shù)のアダプタが出回っていることを挙げているが、ブラジルでは政府が當(dāng)初からアップル社の対応に批判的な見(jiàn)方を示してきたという。

中國(guó)でも昨年、同じ理由で大學(xué)生がアップル社を訴える裁判を起こしていたこともあり、関心が高まっている。SNS?微博（ウェイボー）では21日正午現(xiàn)在、「アップルが充電器を同梱せず、ブラジルの裁判所に賠償金の支払い命じられる」がトレンド1位に浮上した。

ネットユーザーからは「中國(guó)の消費(fèi)者も立ち上がるべきだ」「スマホに充電アダプタを付屬しないのは、料理に箸を出さないようなものだ」との聲や「イヤホンや充電アダプタを同梱しないのは良いが、それならもう少し価格を抑えてほしい」との聲がある一方、「大聲で泣く赤ちゃんほどミルクをもらえるって感じだな」「中國(guó)でもアップルを批判したり、訴えたりする人がいたけど、ポイントは法律に照らしてどうかというところだな」との聲も寄せられている。（翻訳?編集/北田）