中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は22日、「日本の『経済安全保障推進(jìn)法案』には濃い火薬の匂い」とする論評(píng)記事を掲載した。著者は黒龍江省社會(huì)科學(xué)院東北アジア研究所所長の笪志剛（ダー?ジーガン）氏。

7日、半導(dǎo)體や醫(yī)薬品など國民生活に欠かせない重要な製品「特定重要物質(zhì)」の安定的な供給を確保するため、國に企業(yè)の調(diào)達(dá)先を調(diào)査する権限を與えることなどを盛り込んだ「経済安全保障推進(jìn)法案」が衆(zhòng)議院を通過し、13日には參議院で審議入りした。これについて笪氏は、「正式に法律となることに疑いの余地はない」とし、その3つの理由を挙げた。

一つ目は、「法案が珍しく與野黨の一致した承認(rèn)を得たから」とし、「これによって、経済安全保障及びそれに対応する政策はすでに超黨派の政界全般の戦略に組み込まれ、將來は日本の國家と地政的安全との相互作用がより緊密になることがわかる」と述べた。

二つ目は、「法案の四つの柱が敏感で特殊な領(lǐng)域であるから」とし、法案が柱としている4分野「サプライチェーン（供給網(wǎng)）の強(qiáng)じん化」「基幹インフラの安全性?信頼性の確?！埂腹倜窦夹g(shù)協(xié)力」「特許非公開化による機(jī)微な発明の流出防止」を紹介した。

三つ目に、特許非公開化の対象として核兵器や武器開発に用いる技術(shù)が想定されていることを挙げ、「関連する特許情報(bào)を公開しないことで、日本が核兵器及び武器技術(shù)開発でプライバシー権を獲得し研究開発と製造を監(jiān)督されないという利點(diǎn)になる」と指摘した。

また法案について、「日本の経済安全強(qiáng)化の內(nèi)向きの動(dòng)きと、経済安全保障協(xié)力の拡大による波及効果に対する國際社會(huì)の懸念を引き起こした」とし、「法案の起草から今までの前後の兆候から、日本が意図的に追求している3つの主な方向性も浮かび上がってきた」とした。

まず、「中國を抑えようとする法案の根底にある色が消えていない」とし、「法案は中國を抑える指針を直接強(qiáng)調(diào)しているようには見えないが、産業(yè)競爭力、重要物資サプライチェーン、先端技術(shù)開発などの記述から、多かれ少なかれ矛先は中國に向き、きな臭さがあることがわかる」と指摘。昨年、経済産業(yè)省が「外國為替及び外國貿(mào)易法」の関連規(guī)定を改正したことや、日本メディアの中國の技術(shù)に関する報(bào)道などで「『中國の脅威』が誇張された」とし、「（これらの要素から）法案のいくつかの重點(diǎn)は中國に向いており、それを隠しもしていないことがわかる。この法案によって日本の対中経済?貿(mào)易にマイナスな盲動(dòng)を引き起こすと予測(cè)される」と主張した。

次に、「日米韓協(xié)力に経済安全保障の原動(dòng)力を注入すること」とし、「法案は、コロナ禍で米國が脫中國の産業(yè)チェーンクラブを構(gòu)築するという扇動(dòng)に基づくもの。韓國が保守派の政権になることで、これを利用して日米韓の協(xié)力に同法案の関連要素を注入しようという日本の考えが表面化した」と指摘?！溉彰驻谓U済安全保障をアップグレードさせ、韓國にも経済安全保障法案を出すよう促し、日米韓の軍事安全と相互に補(bǔ)完する経済安全保障の新しい三角関係を形成し、日本が総合的な抑止力を高めるための主要な方向性となる」とした。

さらに、「安全保障協(xié)議委員會(huì)（2＋2）を通して、経済の2＋2を作ること」だとし、「日本は日米及び日米韓経済安全保障協(xié)力だけで満足せず、より広い二國間経済2＋2體制を?qū)毪工毪长趣恰⒎ò袱尾皠抗味鄧g化と放射の広域化を推進(jìn)したいと考えている」と分析?！缸罱稳毡?＋2では中國けん制という動(dòng)機(jī)を全く隠すことはなかった」とも指摘した。

笪氏は最後に、「法案を出したのは日本の內(nèi)政として理解できる部分もあるが、法案に含まれる要素と実行した後の影響から見ると、この法案によって日中の多元的な競爭の中で先手を勝ち取り、同時(shí)に日米豪印が連攜したインド太平洋地域の協(xié)力を浸透させ、グローバルな産業(yè)チェーンと地域のサプライチェーンの構(gòu)造の中で『脫中國化』を加速させようとしていることがわかる」と指摘し、「日本政府が（この法案の）具體的な政令を施行する時(shí)には、他人に損をさせ自分にも利益をもたらさないゼロサム思考を捨て、自業(yè)自得となることに思い至り、長期的に見たウィンウィンの道を考慮してほしい」と忠告した。（翻訳?編集/刀禰）