「上海人の我慢は限界」、ロックダウン長期化で市民と當(dāng)局との対立が尖鋭化―米華字メディア

Record China    2022年4月25日(月) 17時(shí)20分

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24日、米華字メディア?多維新聞は、新型コロナ感染拡大を防ぐためのロックダウンが長期化している上海において、官と民の意思疎通が大きな問題點(diǎn)になっていると報(bào)じた。寫真は上海。

2022年4月24日、米華字メディア?多維新聞は、新型コロナ感染拡大を防ぐためのロックダウンが長期化している上海において、官と民の意思疎通が大きな問題點(diǎn)になっていると報(bào)じた。

記事は、ロックダウンが始まった3月以降の上海で発生している亂れた秩序の様子をまとめた動畫「四月之聲」がプラットフォームから相次いで削除されたことが、これまで當(dāng)局の防疫狀況に対してため込んできた市民の怒りの感情に火を著けたとし、新型コロナとの戦いが始まって2年余りがたつ中國において、かつてないほど市民と當(dāng)局との対立が尖鋭化していると伝えた。

その上で、市民の不満はすでに當(dāng)局による「動的ゼロコロナ」方針ではなく、これにより生じている物資の配送問題、醫(yī)療へのアクセス問題が一向に解決されない點(diǎn)に向いていると指摘。解決されていない問題が山積する中で當(dāng)局に対する失望が高まり、さらにフェイクニュースがネット上に充満している狀況に、市民の怒気が高まっているとした。

また「四月之聲」が注目を集める以前に、「上海人の忍耐はすでに限界に達(dá)した」「上海人の忍耐はまだまだ限界に達(dá)していない」という文章がネット上で拡散したことを紹介。正反対のタイトルでありながら、內(nèi)容は「どうして上海は、いつ終わるとも分からないロックダウンにさらに耐え忍ばないといけないのか」について訴えた內(nèi)容で、短時(shí)間の間で100萬回を超える閲覧回?cái)?shù)を記録する一方で、「四月之聲」と同様に程なく削除されてしまったと伝えている。

記事は、現(xiàn)在の上海が抱えている問題は期限切れの物資や物価のつり上げ、醫(yī)療アクセスといった市民生活問題と、當(dāng)局と民間との意思疎通の問題に分けられると説明?!附鉀Qして當(dāng)然」とみなされている行政當(dāng)局が問題を解決できていない中、セルフメディア上の民衆(zhòng)心理を映し出した文章が次々と削除される狀況では、市民の怒りを鎮(zhèn)めることなどできないとした。

そして、世論のコントロールというのは決して簡単な問題ではないとした上で、民衆(zhòng)は決して政府による「大局の安定」志向を全く理解していない訳ではなく、一方で自らの感情も発散したいのだと指摘。問題を解決すると同時(shí)に、民衆(zhòng)に國や政府の意向、方針を理解してもらうためには、能力だけでなく官民間の意思疎通が必要であるとし、最後に「各種の書き込みを一方的に消し去ることは、問題解決につながるのか、はたまた問題をさらに上のステージにエスカレートさせてしまうのか」と疑問を投げ掛けた。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個(gè)人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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