Record China 2022年4月26日(火) 14時20分
拡大
25日に、米華字メディア?多維新聞は、北京市で食料品の買いだめが起きていることに関する評論記事を掲載した。
2022年4月25日に、米華字メディア?多維新聞は、北京市で食料品の買いだめが起きていることに関する評論記事を掲載した。以下はその概要。
4月24日午後から25日にかけて、北京市の複數(shù)地域で物資を買いだめる現(xiàn)象が起きた。ネット上の寫真からは、多くのスーパーで、野菜や肉、卵、乳製品、穀物や油、日用品などを買い求める人による長蛇の列ができており、その混雑ぶりは春節(jié)の時期をも上回るほどだ。
その背景には北京市內(nèi)での新型コロナ感染者の増加があるようだが、増えたといっても數(shù)十人に過ぎず、北京市の商務局副局長も24日の記者會見で「市內(nèi)の生活必需品市場の資源は十分にあり、取引は正常に行われている」と発言していた。それでも北京市民は実際の行動で憂慮を示したのである。ネット上では「上海人はロックダウンの中で物資を待ち、北京人は物資の中でロックダウンを待つ」という言葉が拡散しているが、おおむね北京人の心境を表していると言えそうだ。
この狀況について、二つ思う部分がある。一つは、中國人の服従、協(xié)力意識だ。これほど多くの北京人が、感染リバウンドを感知するや否や最悪の狀況を想定して買いだめに走ったことは、北京市當局が最終的にロックダウンを選択した場合も多くの人が受け入れることを意味するのである。
これまでの中國の感染拡大防止策が奏功してきたのは、人々の協(xié)力、服従、集団意識のたまものである。當初武漢で広がった感染が急速に抑え込めたのも、中國政府の協(xié)力な動員力以上に、無數(shù)の市民が協(xié)力、団結(jié)し、犠牲を払ったからなのだ。感染がなおも続き、各地で防疫措置が取られる中で多くの人が行動や飲食の面で困難に耐えている。各地の當局は意思決定の際、市民の協(xié)力と犠牲を十分に配慮する必要があり、市民の忍耐力を試すような態(tài)度ではいけない。
もう一つは、多くの人が政府による物資保障の約束や能力に疑問を抱き始めているという點だ。以前西安がロックダウンした際には多くの市民がネット上で物資不足を訴える聲が寄せられたが、この時は西安のガバナンスに落ち度があったと認識された。しかし今回、大都市の上海でもかくも多くの人が物資不足の困難に直面している。このような狀況は多くの中國人を刺激し、最悪の狀況を考えないわけにはいかないという気持ちにさせたのだ。
北京市當局は、西安、上海などの教訓をくみ取り、意思決定時に當たってできる限り細かい部分まで周到にやり、市民が心配している物資不足が本當に不幸な事実とならないようにしてもらいたい。(翻訳?編集/川尻)
この記事のコメントを見る
Record China
2022/4/25
2022/4/21
2022/4/23
Record Korea
2022/4/24
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る