市民の不満が募る上海、ロックダウン地域の細分化を模索―獨メディア

Record China    2022年4月27日(水) 7時20分

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25日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレは、新型コロナ感染拡大に伴う厳しいロックダウンが続く上海市で、隔離地域をより細分化した「軟分隔」の試みが進められていると報じた。寫真は上海の隔離施設(shè)から出る患者ら。

2022年4月25日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレは、新型コロナ感染拡大に伴う厳しいロックダウンが続く上海市で、隔離地域をより細分化した「軟分隔」の試みが進められていると報じた。

記事は、中國國內(nèi)で引き続き「動態(tài)的ゼロコロナ」の防疫措置が実施されている中で、當局がよりピンポイントな規(guī)制措置を検討し始めていると紹介。上海市楊浦區(qū)ではこれまで実施されてきた「封鎖エリア、コントロールエリア、予防エリア」という3つのエリア區(qū)分の細分化を進め、団地の道路や緑化帯などを境界とするエリア分けにして、限られた一部を「封鎖エリア」に、殘りを「コントロールエリア」にすることで住民の負擔(dān)を減らすという模索が行われていると伝えた。

その上で、同區(qū)で実施している防疫エリアの細分化が有効とみなされ、他地域にも同様の措置が広がることを上海市民は望んでいるとし、同市長寧區(qū)に住む女性が「まだ封鎖された狀態(tài)ではあるものの、(楊浦區(qū)の取り組みは)涙が出るほどうれしい」と語ったことを紹介している。

記事は、上海では現(xiàn)在もなお大部分の人がロックダウンによって自由に外出できない狀態(tài)が続いており、一部の地域では先週末に緑色のフェンスによる街區(qū)の封鎖が行われたことで住民が抗議を行ったと紹介。SNS上は市民の失望や焦りの気持ちを示すような書き込みであふれているとしたほか、首都北京でも24日に市民がロックダウンの可能性があるとみて物資を買いだめする現(xiàn)象が発生したと伝えた。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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