2022年4月28日、ロサンゼルス華人資訊網(wǎng)は、米國(guó)で盜まれた中國(guó)人留學(xué)生の攜帯電話(huà)が、本人より先に帰國(guó)したと報(bào)じた。

記事はサウスカリフォルニア大學(xué)の大學(xué)院生である23歳の王（ワン）さんが2月20日、地下鉄駅から學(xué)校の図書(shū)館に向かおうとしていた際に校門(mén)付近で手に持っていたiPhone 13 maxを黒人に奪われたと紹介。王さんが追いかけようとすると別の黒人2人に囲まれてしまい、諦めざるを得なかったとした。

そして、王さんは通行人の攜帯電話(huà)を借りてその場(chǎng)で警察に通報(bào)したものの、同様の事件が頻発していることもあって警察の動(dòng)きは鈍く、監(jiān)視カメラのチェックをはじめとする捜査をしてくれなかったと伝えた。

盜まれたiPhone 13 maxには電源オフ狀態(tài)でも位置情報(bào)を確認(rèn)できる機(jī)能がついていたため、王さんは盜まれたスマートフォンの位置を追跡することに。當(dāng)日の夕方にはロサンゼルス東部のドゥアルテに運(yùn)ばれ、3月中旬から下旬にかけてカリフォルニア州のラプエンタ、エルモンテに移動(dòng)、4月7日には海を渡って香港に到著し、マカオ、珠海を経て同11日に深センの華強(qiáng)北（世界有數(shù)の電気街）に移り、そこで情報(bào)が途絶えた。王さんによると、華強(qiáng)北で分解されたため位置情報(bào)が追跡できなくなった可能性があるという。

記事は、王さんがSNS上で経緯を紹介し、注意を呼びかけたところ、中國(guó)のネットユーザーからは「今は困難な狀況で人間は帰國(guó)できないというのに、スマホだけ戻ってしまったとは」と感嘆の聲が寄せられたと伝えている。（翻訳?編集/川尻）