なぜ突然誘ってくるのか…「約束」に見る日本人と中國人との違いとは―華字紙

Record China    2014年6月9日(月) 13時34分

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9日、華字紙?中文導報はこのほど、他人との距離感に関する日本人と中國人の違いについてつづった記事を掲載した。寫真は東京。

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2014年6月9日、華字紙?中文導報はこのほど、他人との距離感に関する日本人と中國人の違いについて、中國人フリーライター?歐陽蔚怡(オウヤン?ウェイイー)さんの記事を掲載した。以下はその概要。

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日本で長く生活しているため、人付き合いの方法にも徐々に変化が生じてきた。日本人の付き合い方の常識は基本的にお互いの間に一定の距離を保つことであり、中國とは異なる。例えば、日本では食事や會う約束をする場合、數(shù)カ月前に予定を組むことさえある。突然會わなくてはならなくなった場合には、相手が選択できるように複數(shù)の時間帯を提案するだけでなく、急な申し出で迷惑をかけたことを何度も詫びたりするのも一般的だ。

來日して20數(shù)年になるが、當時の友人と現(xiàn)在も関係を維持できているのは、互いに近すぎず遠すぎない距離感を保ち、付き合いの中で相手に負擔を感じさせないように暗黙の了解を守ってきたためだ。しかし、失敗したこともある。中國人の習慣に基づいて年配者に尊敬の念を払い過ぎたり、相手に関心を持ちすぎて日本人を驚かせ、一部の日本人と往來がなくなってしまった。

中國では仲の良い人とは家族のような関係になり、気を遣いすぎると水臭いと思われる。ある中國の友人は仕事が忙しく、事前に約束するとキャンセルしなくてはならなくなることがあるため、時間の余裕がある時に突然誘ってくる。私も突然のお誘いを受けたことがあるが、最近、「こういうスタイルは慣れない」と率直に話した。

仕事で約束をキャンセルすることはやむを得ないが、自分の都合で唐突に食事に誘えば相手は困惑してしまう。これが、相手の立場で考える日本人が突然約束しない理由だ。こうした困惑を自分が感じるようになった時、以前に私と往來を絶った日本人の気持ちが初めて本當に理解できた。こうした失敗の経験の中から、私は相手の立場に立った考え方や他人を理解することを徐々に學んだ。(翻訳?編集/HA)

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