岸田首相は29日、インドネシア、ベトナム、タイ、イタリア、英國歴訪に出発した。帰國は5月6日。米國政府系メディアのボイス?オブ?アメリカは、岸田首相の東南アジア首脳との話題の焦點(diǎn)はウクライナ情勢と中國の東南アジア地域における勢力拡大の問題と評(píng)した。

記事によると、日本はG7の一員として、東南アジア諸國がウクライナに侵攻したロシアに対する強(qiáng)い措置を望んでいる。現(xiàn)在のところ、東南アジアでロシア制裁に踏み切った國はシンガポールだけだ。岸田首相は出発に際しての共同記者會(huì)見で、日本はウクライナにおける「敵対行為の中止」と、「世界経済への影響への対応」を引き続き呼び掛けると述べた。

インドネシアは今年（2022年）秋に開催されるG20の議長國を務(wù)める。同國のジョコ?ウィドド大統(tǒng)領(lǐng)は、ウクライナにおける戦爭は停止されねばならないと強(qiáng)調(diào)する一方で、インドネシアは西側(cè)諸國の一部が主張していた次回G20からのロシア排除を退け、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)を招待したことが明らかになっている。

インドネシアの首都、ジャカルタに到著した岸田首相は、大統(tǒng)領(lǐng)府での植樹の儀式を終えた後、ジョコ大統(tǒng)領(lǐng)と會(huì)談した。岸田首相は東南アジアにおける中國の存在や日本の対インドネシア投資などの問題を話題にしたという。

ジョコ大統(tǒng)領(lǐng)は、日本とは再生可能エネルギーの分野で協(xié)力関係を構(gòu)築したいと述べ、日本企業(yè)にジャカルタでのインフラ建設(shè)事業(yè)にさらに參畫することを希望した。

岸田首相は「東シナ海と南シナ海の現(xiàn)狀を一方的に武力で変更することに強(qiáng)く反対する」と述べた。中國の動(dòng)きを指摘していることは明らかだ。中國は東シナ海で領(lǐng)有権を主張する尖閣諸島の周辺海域への公船派遣などを繰り返している。中國はまた南シナ海では、「自國の権利」を主張し、一部の巖礁に大規(guī)模な埋め立てを行い、軍事施設(shè)を建設(shè)した。（翻訳?編集/如月隼人）

ASEANの戦略的なパートナーであるインドネシア、ベトナム、タイ、そして、G7メンバーであるイタリア、英國に向け出発します。 pic.twitter.com/It9HvxyINs

— 首相官邸 (@kantei) April 28, 2022