メーデーの大型連休中の中國(guó)では、新型コロナの影響で映畫興行収入が前年比で83％ダウンの大幅な下落となっている。

中國(guó)では4月30日からメーデーを挾んだ大型連休に入っているが、この時(shí)期は映畫界で「五一檔」と呼ばれ、春節(jié)（舊正月）などと並び、新作映畫が一気に投入される繁盛期の一つとなっている。

映畫やドラマの情報(bào)サイト?貓眼（専業(yè)版）のデータによると、全國(guó)の映畫館の興行収入は4月30日が5953萬元（約11億7200萬元）、5月1日は8189萬元（約16億1200萬円）となった?！肝逡粰n」初日と2日目の過去の數(shù)字は、19年が10億1000萬元（約198億8500円）、20年は映畫館が全面閉鎖されていたが、21年は8億2000萬元（約161億4400萬円）とかなり持ち直していた。このため、今年は前年と比較すると83％のダウンとなっている。

背景には20年と同じく新型コロナの影響があり、上海市では3月11日から映畫館を再び全面閉鎖。北京市も先月29日から、大型連休期間の全面閉鎖に入っている。映畫産業(yè)のデータベース?燈塔サービスによると、1日の時(shí)點(diǎn)で営業(yè)している映畫館は全國(guó)で約8200店、稼働率は68％と約7割にとどまっている。

今年は連休直前に、上映を予定していた新作映畫が次々と公開延期を表明。ダーポン（大鵬）が監(jiān)督?主演し、イン?ジョン（尹正）らが出演する話題作「保你平安」をはじめ、コメディ作品「哥、你好」や「検察風(fēng)雲(yún)」「您好、北京」、アニメ映畫「我是霸王龍」など8作品が延期を発表し、新作映畫ではレン?ミン（任敏）、シン?ユンライ（辛雲(yún)來）主演の「我是真的討厭異地戀」など3作品のみが公開に踏み切っている。（Mathilda）