ロシアのラブロフ外相はこのほど、「ロシアが極超音速兵器の開発を開始しなければならなかった」理由について語(yǔ)った。中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)が2日、ロシア國(guó)営タス通信の報(bào)道を引用する形で報(bào)じた。

ラブロフ外相はこのほど、イタリアのテレビ局メディアセットとのインタビューで、米國(guó)が弾道弾迎撃ミサイル（ABM）制限條約から脫退した後、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)の指示でロシアが新しい兵器の開発に取り組み始めたことを明らかにし、「なぜ彼ら（米國(guó)人）が世界の安定確保に大きく貢獻(xiàn)しているこの重要な條約を破壊したのかと尋ねられ、（米國(guó)の）ジョージ?W?ブッシュ大統(tǒng)領(lǐng)（當(dāng)時(shí)）は、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)に対し、ロシアを標(biāo)的としないミサイル防衛(wèi)システムを構(gòu)築するために條約から離脫すると語(yǔ)った。彼は彼らが北朝鮮とイランを懸念していると主張した」と述べた。

その上で、「極超音速兵器の開発を開始しなければならなかった。なぜなら米國(guó)のミサイル防衛(wèi)システムが北朝鮮とイランに向けられたものではなく、ロシアに、そしてその後は中國(guó)に向けられたものであることがはっきりと分かったからだ」とし、「そうでなければ、ミサイル防衛(wèi)システムと攻撃兵器を持っている國(guó)は、ミサイル防衛(wèi)システムが報(bào)復(fù)攻撃を撃退できることを期待して先制攻撃するように誘惑されるかもしれない」と語(yǔ)った。

ジョージ?W?ブッシュ大統(tǒng)領(lǐng)（當(dāng)時(shí)）は2001年12月13日、米ソ間で1972年に締結(jié)したABM制限條約からの脫退を発表した。プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は21年10月13日の國(guó)際フォーラム「ロシアエネルギーウイーク」で、米國(guó)が舊ソ連とのABM制限條約から一方的に脫退して以來(lái)、雙方の間で軍拡競(jìng)爭(zhēng)が繰り広げられていると述べた。（翻訳?編集/柳川）