中國メディアの法治日報によると、中國のインターネット上にこのほど、江蘇省睢寧県でのどを詰まらせた赤ちゃんが病院でPCR検査の結(jié)果が出るまで診察してもらえず死亡したとする動畫が投稿された。

動畫に添えられた文章によると、赤ちゃんは4月29日夜、のどに何かを詰まらせたため家族が救急車を呼び、県の人民醫(yī)院に搬送された。

病院はまず赤ちゃんにPCR検査を行い、醫(yī)師は治療を行うには検査結(jié)果を待たなければならないと説明した。7～8時間待つ間、赤ちゃんに治療が行われなかったため、親は怒って赤ちゃんに酸素吸入器を付けた。検査結(jié)果が出ると、病院は赤ちゃんらを徐州市の病院に移したが手遅れだった。

睢寧県は、法治日報の取材に対し、「動畫に出てくる赤ちゃんが亡くなったのは本當(dāng)だ」とした上で、「PCR検査の報告がないため病院が診察を拒んだことが原因で応急処置が遅れたかどうかについては確認(rèn)中だ」と回答している。（翻訳?編集/柳川）