2022年5月5日、中國?環(huán)球網(wǎng)は「韓國が日本に先んじて、危険な一歩を踏み出した？」とする記事を掲載した。

記事は、日本が今年6月の北大西洋條約機(jī)構(gòu)（NATO）サミットに初めて招待されたことを契機(jī)にNATOとの関係を接近させようと畫策している中で「韓國が突然ある情報(bào)を発表した」とし、韓國國家情報(bào)院が5日にNATOサイバー防衛(wèi)協(xié)力センター（CCDCOE）に正式加入したと発表したことを伝えた。

そして、CCDCOEは「世界で最も権威ある」サイバーセキュリティー機(jī)関と言われ、2007年に起きたロシアによるエストニア政府ネットワークシステムに対するサイバー攻撃を契機(jī)として08年5月に設(shè)立されたと説明。韓國は2年以上前からCCDCOEへの參加に向けて努力しており、19年7月に參加意向書を提出すると、20年から2年連続でCCDCOEによる世界最大規(guī)模のサイバー演習(xí)「ロックド?シールズ」に參加したと紹介している。

その上で、復(fù)旦大學(xué)サイバー國際ガバナンス研究基地の瀋逸（シェン?イー）主任の分析として、韓國によるCCDCOE加入は米韓一體化を政治的に表すもので、特に韓國國內(nèi)の保守的な勢力による政治的パフォーマンスであり、米韓両國が今後重要インフラやサイバー協(xié)力を一層緊密化させ、米國の情報(bào)、國家安全當(dāng)局が直接的、間接的に韓國への影響力を強(qiáng)めることが予測されると伝えた。また、韓國國內(nèi)では北朝鮮によるサイバー攻撃を持ち出して、今回のアクションの合理性を宣揚(yáng)する可能性があるとした。

また、中國社會科學(xué)院アジア太平洋?グローバル戦略研究院の王俊生（ワン?ジュンション）研究員が「韓國は最近CCDCOEの加入申請を始めたわけではないが、このタイミングで加入の情報(bào)を出したことからは、ユン?ソギョル次期政権が米國を首班とする西側(cè)諸國と一層立場を一致させるというシグナルが見て取れる」と分析したことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）