ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、中國メディアは「『戦爭(zhēng)でもうける』歴史を繰り返す米國が漁夫の利を得て、自國の戦略的および経済的利益を最大化」と非難した。同時(shí)に「確かに大きな利益をもたらすが、長(zhǎng)期的には自らの『墓穴を掘る』ことをいずれ歴史が証明する」と強(qiáng)調(diào)した。

米國の対応について、中國網(wǎng)は「西側(cè)の同盟國と共にウクライナへの経済?軍事支援を拡大して対ロシア制裁を強(qiáng)化し、大國の影響力を和平に向けた交渉促進(jìn)の目的に使わず、意図的にせよ無意識(shí)にせよ戦爭(zhēng)を無期限に引き延ばしてきた」と指摘?！袱饯卫碛嗓稀簯闋?zhēng)でもうける』歴史を繰り返す米國がロシア?ウクライナ紛爭(zhēng)から漁夫の利を得て、自國の戦略的および経済的利益を最大化し、覇権を維持し続けたいためだ」と訴えた。

続いて「米國の軍需企業(yè)はこれまでも世界の戦爭(zhēng)や混亂に乗じて、戦爭(zhēng)や紛爭(zhēng)から『配當(dāng)』を得てきた。米國は2023年度の國防予算として過去最高の8133億ドル（約105兆円））を提案」と言及?！弗恁伐?ウクライナ紛爭(zhēng)の発生後、米國はウクライナに対して総額25億ドル以上の軍事支援を約束し、大量の武器と弾薬を現(xiàn)地に送っている。また、ポーランド、ブルガリア、ドイツなどの歐州諸國も米國に多額の武器を発注し、米軍需企業(yè)の『利益追求』體質(zhì)を強(qiáng)く刺激した」と述べた。

さらに「金融帝國となった米國はドルを世界の決済通貨および準(zhǔn)備通貨として金融植民地の拡張に注力。それによって各國の経済をコントロールし、世界における米國の金融覇権を維持している」と説明?！浮好摜丧搿护握n題はあるが、世界の基軸通貨として影響力を持つドルが近い將來に取って代わられる可能性はほとんどなく、米國は引き続きその覇権を頻繁に利用して他國に圧力をかけていくだろう」との見方を示した。

米國などによるロシアへの経済制裁に関しては「極端な経済?金融制裁を行ったため、ロシアの投資環(huán)境が著しく悪化し、ロシアに投資していた大手企業(yè)はロシア市場(chǎng)からの撤退を余儀なくされた」と批判?！甘澜绀钨Y金が歐州や新興國から米國に回帰してドル指數(shù)を押し上げ、想定以上のドル高が進(jìn)んだ。ドル指數(shù)の急上昇によって、人民元を含む各國の為替レートは短期的な調(diào)整圧力が強(qiáng)まった。これは米國がドルの覇権を利用して『自分の利益だけを考える』古い手口だ」とやり玉に挙げた。

その上で中國網(wǎng)は「國際世論はロシア?ウクライナ紛爭(zhēng)に勝者はなく、米國だけが漁夫の利を得ると考えている」と解説?！笇g際に地政學(xué)、軍需産業(yè)、エネルギー、金融の分野で米國は包括的な『収穫』を得ており、それがロシア?ウクライナ紛爭(zhēng)の長(zhǎng)期化を望む最大の理由である」と主張した。（編集/日向）