中國科學(xué)院國家天文臺の副臺長を務(wù)める中國宇宙ステーション望遠(yuǎn)鏡科學(xué)活動共同センターの劉継峰（リウ?ジーフォン）センター長はこのほど、「2023年に打ち上げが予定されている中國宇宙ステーション望遠(yuǎn)鏡は非常に迫力があり、バス1臺分のサイズで、立つと3階建ての高さになる。口徑は2メートルで、米國のハッブル宇宙望遠(yuǎn)鏡の口徑に相當(dāng)するが、視野は350倍も広い」と述べた。新華社が伝えた。

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中國宇宙ステーション望遠(yuǎn)鏡科學(xué)データ責(zé)任科學(xué)者の李然（リー?ラン）氏は、「視野とは望遠(yuǎn)鏡で見ることができる宇宙の視野のことで、ハッブル望遠(yuǎn)鏡の視野は伸ばした指の爪の100分の1ほどだ。すでに宇宙を30年観測しているが、すべてのデータを合わせても夜空のほんの一部に過ぎない」と述べた。

中國宇宙ステーション望遠(yuǎn)鏡スカイサーベイ光學(xué)設(shè)備責(zé)任科學(xué)者のセン虎（ジャン?フー）氏は、「われわれの望遠(yuǎn)鏡はスカイサーベイに非常に適しており、広範(fàn)囲の宇宙観測を比較的速く行うことができる」と述べた。

すでに同プロジェクトに十?dāng)?shù)年參加している同氏によると、この望遠(yuǎn)鏡は當(dāng)初、中國の宇宙ステーションに設(shè)置される予定だった。しかしその場合は観測が制限されるため、宇宙ステーションと同じ軌道上を単獨(dú)飛行するというプランが最終的に採用された。自ら燃料を攜帯し、必要な場合は宇宙ステーションとドッキングし補(bǔ)給、メンテナンス、設(shè)備の更新を行う。設(shè)計(jì)壽命は10年だが、メンテナンスによりこの期間を絶えず延長できる。

セン氏は、「現(xiàn)在の世界的な計(jì)畫を見ると、2025?35年の間に中國宇宙ステーション望遠(yuǎn)鏡は近紫外線から可視光線までの範(fàn)囲內(nèi)で能力が最も高い宇宙スカイサーベイ望遠(yuǎn)鏡になる可能性がある。その設(shè)計(jì)指標(biāo)は多くの面で世界トップだ」と述べた。

また、「中國は現(xiàn)在すでに宇宙大國だが、宇宙天文學(xué)の発展が遅れている。この望遠(yuǎn)鏡は中國の科學(xué)者にとって非常に得難いチャンスだ。われわれはこれが人々をワクワクさせる発見をもたらし、人類の宇宙への認(rèn)識を一新することを願っている」と続けた。

李氏は、「ハッブル望遠(yuǎn)鏡のカメラの検出器は手のひらサイズだが、中國宇宙ステーション望遠(yuǎn)鏡スカイサーベイモジュールのメイン焦點(diǎn)面は30個の検出器を組み合わせたものだ。その1つ1つがハッブルよりも大きく、畫素?cái)?shù)も多い。使用開始後には宇宙最大のカメラになる」と述べた。

李氏の話によると、中國で最も高額の宇宙天文施設(shè)の主要任務(wù)には、暗黒物質(zhì)や暗黒エネルギーとは何か、銀河はいかに変化するのかといった宇宙の最も基本的な問題の解答が含まれ、人類による宇宙への理解に役立つ。40％超の夜空を撮影し、宇宙の一區(qū)畫を切り取り地球上に持ってくる。これらの畫像はデジタル化され、非常に大きなデータを形成する。全世界の科學(xué)者はこれらの情報(bào)を利用し、研究を展開できる。

セン氏は、「さらに多くの非常に興味深い観測研究ができる。例えば正確な銀河系塵分布地図を作成し、超大質(zhì)量のブラックホールによる物質(zhì)の飲み込みを観測できる。高コントラスト比の直接的なイメージングにより、暗い太陽系外惑星を撮影?研究することで、新しい特殊な天體を発見できる可能性がある」と述べた。

李氏は、「さらに太陽系の大型惑星を観察できる。例えば天王星は探査機(jī)による観測が行われていない。その軌道を一周するのにかかる時間は80年以上に上る。ハッブル望遠(yuǎn)鏡はすでに長年にわたり観測を行っているが、中國宇宙ステーション望遠(yuǎn)鏡が打ち上げられた後、観測を終了する可能性がある。中國は観測を続けることができる」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）