米國(guó)メディアのブルームバーグなどは6日付で、北京市が國(guó)有企業(yè)及び政府関連組織を?qū)澫螭恕?月4日まで続いたメーデー連休が明けた後に、外國(guó)ブランドのパーソナルコンピューター（PC）やソフトを國(guó)産ブランド製品に交換せよとする指示があったと報(bào)じた。ネットでは不満の聲が出ているという。

中國(guó)政府は少なくとも10年前から、政府機(jī)関などで國(guó)産IT製品を使用することを奨勵(lì)してきた。また、特定の外國(guó)ブランド製品を、政府機(jī)関の調(diào)達(dá)リストから除外してきた。一方で、実際にIT製品を使用する政府機(jī)関関係者は、最近はやや改善されたものの、國(guó)産品の品質(zhì)問(wèn)題に悩まされてきたという。メーデー連休明けからの國(guó)産品への交換指示は、インテルやAMDなど、國(guó)産品では代替が困難な製品は対象になっていないとされる。

中國(guó)では中央政府だけでPCを少なくとも5000萬(wàn)臺(tái)保有しているとの見(jiàn)方がある。関連製品やソフトの國(guó)産品への交換は省政府にも拡大され、2年以內(nèi)に作業(yè)を終了させるという。これまでも、國(guó)産製品への転換は、中國(guó)企業(yè)にとっては大きなビジネスチャンスをもたらしてきたとされる。

米マイクロソフトが開(kāi)発したOSのウインドウズや関連ソフトも、中國(guó)企業(yè)が開(kāi)発したリナックス系の製品に交換することが求められている。そのために、これまでに作成したファイルなどがそのまま開(kāi)けなくなり、エミュレーターと呼ばれるソフトを介在させてリナックス系OS上でウインドウズの動(dòng)きを再現(xiàn)せねばならなくなる。

中國(guó)のSNSでは、國(guó)産製品を使用せよとの「上からの命令」に対する不満の書(shū)き込みが大量に寄せられ、「レトロ狂萬(wàn)歳！」「國(guó)産のPCを使ったら、忍耐力が身につくって話だぜ！」などの投稿があるという。（翻訳?編集/如月隼人）