日本の鉄道「サンキュー」カード、臺灣人にウケている「意外な理由」とは

Record China    2022年5月9日(月) 7時0分

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臺灣では、日本の小田急電鉄などが、他人の忘れ物を駅に屆けてくれた乗客に渡す「感謝を示すカード」がウケている。それには一つのワケがあるという。

日本の鉄道會社の小田急電鉄や東京メトロには、ちょっと変わった制度がある。他人の忘れ物を駅に屆けたり、施設の不具合を報告してくれたりした利用者に、鉄道會社として感謝を示すカードを渡しているのだ。臺灣人はこの制度でけっこう「盛り上がって」いる。それにはちょっと意外なワケがるという。香港メディアの香港01が伝えた。

記事は、現(xiàn)役京都大學生でお笑い蕓人やユーチューバーなどとして活動する「わっきゃい」さんがツイッターに、「外國人のけんかを止めたら、小田急電鉄から『いいヤツ証明書』もらった」と投稿したところ、話題になったと紹介。

小田急電鉄が、協(xié)力してくれた利用者に感謝を示すために渡しているのは「THANK YOUカード」(サンキュー?カード)だ。導入したのは2016年。純粋に感謝の気持ちを示すためのもので、もらえたからといって「特典」があるわけではない。

この話題が臺灣で知られるようになると、多くの臺灣人ネットユーザーが飛びついた。多くの人が「私もよくもらっている。悲しいなア」「女性だって、もっと渡されていいのだけどね」「私もいただいたことがあるよ。女子學生からね」などのコメントが寄せられた。

小田急電鉄などの「感謝を示すカード」に臺灣人が注目したのにはワケがあった。「好人卡」(ハオレンカー、いい人カード)というネット流行語を連想したからだ。さらに「好人卡」の語の下敷きにあったのは「好人文化」(ハオレン?ウェンホア)という言い方だ。

「好人文化」とは、知り合いの異性から「交際」を申し込まれた場合に、「あなたはいい人なんだけど……」といった言い方で拒絶することが多いとして発生した用語だ。主に女性が使うという。さらに、「あなたはいい人なんだけど」と拒絶する方法が、「いい人カードを渡す」などと呼ばれるようになった。

臺灣では「生活の小さなことでも、いつもいい人カードをもらっているよ。泣くっきゃないよ」といった、「いい人カード」をやや拡大解釈して、何をやろうとしても人に受け入れてもらえないとボヤく投稿も見られるという。(翻訳?編集/如月隼人

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