2022年5月8日、環(huán)球網(wǎng)は、近代に日本が中國から略奪した文化財を中國に返還するよう求める聲が日本の民間から出ていることを報じた。

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記事は、日本の民間団體「中國文化財返還運(yùn)動を進(jìn)める會」が4月20日に緊急集會を衆(zhòng)議院で開き、多くの國會議員や日中両國の學(xué)者が參加したと紹介。日本國內(nèi)で民間団體が日本政府に対して日清戦爭、日露戦爭、日中戦爭期に奪った文化財を中國に返還するよう求めるのは初めてだと伝えた。

そして、同団體が遼寧省海城市の三學(xué)寺から略奪した石獅子3體、現(xiàn)在皇居の吹上御苑に収蔵されている旅順から略奪した中華唐鴻臚井刻石の返還を求めているとした。

記事によると、上海大學(xué)中國海外文物研究センターの陳文平（チェン?ウェンピン）副主任は「唐鴻臚井刻石の返還要求でブレークスルーがあるかもしれない」と語り、文化財が相手國の國家博物館に収蔵され、國有財産とみなされている場合には返還に向けた関連法規(guī)の改正といった手間がかかる一方で、唐鴻臚井刻石は1908年に日本海軍が戦利品として持ち去り、天皇に奉獻(xiàn)したことから「天皇に返還の意思さえあれば、問題が解決できる可能性がある」と述べたという。

また、中國民間対日賠償請求連合會の童増（トン?ズン）會長は「2014年8月に日本の外務(wù)省、皇居に対し返還を求める聲明を出したが日本側(cè)からは何の反応もなかった。19年7月に再度日本政府と天皇に手紙を出したが、なしのつぶてだった」と語ったという。（翻訳?編集/川尻）