ロシアのウクライナ侵攻をめぐり、中國が日本批判のトーンを強めている。共産黨系の環(huán)球時報は「日本はNATO（北大西洋條約機構(gòu)）のアジア太平洋化の水先案內(nèi)人になろうとしている」と指摘。「アジアの良好な局面が『新冷戦』によって決して破壊されてはならない」と主張した。

中國網(wǎng)が紹介した環(huán)球時報の記事は、5月の連休中に英國を訪問した岸田文雄首相とジョンソン英首相の會談に注目。自衛(wèi)隊と英軍の「相互訪問」の円滑化について大筋で合意したことを取り上げ、「歐州で分裂を世界で危機と戦爭を引き起こすNATOが『集団政治』と『陣営対抗』をアジア太平洋地域にコピペしようとたくらんでいるのだ」と訴えた。

記事は「特に注意すべきはロシアとウクライナの衝突後、日本がいやに興奮していることだ。日本では最近、首相、外相、防衛(wèi)相が周辺および歐米で外交の動きを活発化させている」と説明?！袱筏筏胜椋ò短锸紫啶危┰L問先のアジア諸國は警戒を保っており、付和雷同していない。同じく結(jié)託によりアジアの『宗主國』という古い夢を再現(xiàn)しようとしている英國に到著すると、日本はようやく共通の言語と『友人の溫もり』を見つけた。これは前世紀(jì)初頭の日英同盟を想起させる」と皮肉った。

同時に「米國と西側(cè)の『內(nèi)外呼応』が歐州で失敗が証明され深刻な結(jié)果を生んでいる『安全モデル』を無理やりアジア太平洋に持ち込めば、地域の平和と安定を破壊するのではないかと懸念されている」と強調(diào)?！笟W州の安全に『フリーズ」』が生じたことは、米國をはじめとするNATOというシステムがもはや今日の時代に適していないことを証明している」と述べた。

続いて「口先で毎日『今日のウクライナは明日の東アジアかもしれない』と発言している（日本のような）國は、自身の私利によってすっかりのぼせ上がっているが、その他の地域で一つもしくは多くのウクライナ危機を再現(xiàn)しようとする計算は真剣だ」と言及。「アジア諸國はこれを高度に重視するべきだ」と警戒を呼び掛けた。

さらに「各國の安全は切り離すことができず、一國の安全が他國の安全の犠牲の上に成り立つことはない。これは歴史の経験が何度も証明していることだ」と斷言?！窷ATO式の集団対抗メカニズムは地域諸國を無理やり同盟內(nèi)と同盟外の國に區(qū)分する。これはより大きな危険を生むばかりで、相互に警戒し敵意を抱く安全のパラドックス、安全のわなに各國を陥れる」とした。

その上で「地域諸國の安全の懸念と緊張を和らげようとするならば、軍事同盟のNATOは解毒剤ではなく間違いなく毒薬だ」と非難。「NATOのアジア太平洋化への警戒と拒否は、地域諸國の大きな共通認(rèn)識と集団の意識になるべきだ。日本は地域の平和的発展の大環(huán)境を破壊すべきではないと、ここで特に強調(diào)しなければならない。自ら災(zāi)いの種をまくやり方は自他に害をもたらす。歴史の教訓(xùn)は深い」と論評した。（編集/日向）