今月10日に就任した韓國(guó)の尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)について、中國(guó)メディアの澎湃新聞は11日、「『初めて』『別れ』『ペット飼い主』『人気』の四つが獨(dú)特な新リーダーを読み解くキーワードだ」とする記事を掲載した。

記事は「尹氏の出身や選挙戦を振り返ると、歴代大統(tǒng)領(lǐng)と異なる多くの『特質(zhì)』がある」と述べ、一つ目の「初めて」についてはソウル大學(xué)法學(xué)部を卒業(yè)して韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)になったのは尹氏が初めてだとした他、検察官というバックグラウンドを持つ初の韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)でもあることを紹介した。

また、國(guó)會(huì)議員の経験がないことなどに觸れ、「『政治素人』という身分は一部民衆(zhòng)に確信を持たさなかった」と指摘する一方、「政治初心者として、尹氏に返さねばならぬ『政治負(fù)債』はなく、おおらかな性格で民衆(zhòng)との觸れ合いがうまい。同時(shí)に『公平』と『常識(shí)』という二つの明確なスローガンを持っている」と報(bào)じられたことを伝えた。

さらに、特筆すべき點(diǎn)として、ソウル生まれの大統(tǒng)領(lǐng)も尹氏が初としている。

二つ目の「別れ」では大統(tǒng)領(lǐng)府を青瓦臺(tái)から移転させたことを紹介し、「今年3月に大統(tǒng)領(lǐng)選に勝利した後、尹氏は『青瓦臺(tái)を國(guó)民に返すこと』に重點(diǎn)を置いた。尹氏の就任に伴い、青瓦臺(tái)の74年に及ぶ大統(tǒng)領(lǐng)府の使命も終わりに向かった」と説明。三つ目の「ペット飼い主」については「11日、尹氏はファーストレディーの金建希（キム?ゴンヒ）氏の付き添いの下、自宅からソウル市竜山區(qū)の大統(tǒng)領(lǐng)府に出勤した。やや特別だったのは尹氏の2匹の犬も一緒に姿を見せたことだ」とし、「ペット好きの大統(tǒng)領(lǐng)は過去にも多數(shù)いたが、貓3匹と犬4匹を飼っている尹氏は韓國(guó)史上最も多くのペットを飼っている大統(tǒng)領(lǐng)になった」との報(bào)道があることを伝えた。

四つ目の「人気」では、大統(tǒng)領(lǐng)選で尹氏と接戦を繰り広げた「共に民主黨」の李在明（イ?ジェミョン）氏との得票率の差がわずか0．73ポイントだったことに言及し、「僅差で勝利した尹氏が國(guó)民の高い支持を得たとは言い難い。6日公表のギャラップの世論調(diào)査結(jié)果によると、尹氏の支持率はわずか41％と不支持の48％を下回った」などと説明。海外メディアの取材に応じたアナリストは「尹氏の人気の低下は韓國(guó)の不穏な政局を一部反映しているが、尹氏が掲げた議論のある政策も原因の一部」と指摘したといい、記事は「多くの海外メディアが『選挙戦を経験して深刻化した社會(huì)の分裂を癒すことが尹氏の最優(yōu)先任務(wù)だ』と報(bào)じている」とも紹介した。（翻訳?編集/野谷）