中國の少女が「三國志」を例にウクライナ戦爭を解説、フィリピン外相までが稱賛―中國メディア

Record China    2022年5月13日(金) 17時20分

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11日、観察者網(wǎng)は、中國の少女がウクライナ情勢を三國志になぞらえて解説する動畫が注目を集め、その的確さにフィリピンの外相までもが稱賛したと報じた。

2022年5月11日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、中國の少女がウクライナ情勢を三國志になぞらえて解説する動畫が注目を集め、その的確さにフィリピンの外相までもが稱賛したと報じた。

記事によると、ネット上にこのほど、中國の學(xué)校の制服とおぼしきポロシャツを著た小學(xué)生くらいの少女が、父親からウクライナ情勢について質(zhì)問を受けて、ちょっと考えた後に自信満々に英語で回答する動畫が拡散した。

この少女はまず、戦爭に苦しむ人々に同情を示した上で、ウクライナ情勢について最近見た三國志に似ている部分があるとし、米國を首班とする北大西洋條約機構(gòu)(NATO)を曹操の勢力、ロシア孫権配下の江東地域、ウクライナを両者に挾まれて爭いが絶えない荊州になぞらえ、「荊州が曹操の手に落ちれば、『戦略的緩衝地帯』がなくなり、孫権にとっては脅威が増す。だから赤壁の戦いが起こった。今のロシアとウクライナとの衝突も一緒。NATOはウクライナまで勢力を拡張しようとしており、これを隣のロシアは脅威として捉えたためにウクライナでの紛爭が起こった」と解説した。

また、ウクライナのゼレンスキー大統(tǒng)領(lǐng)の行く末については、荊州を支配していた劉表の息子、劉琮の名前を出し、「曹操に攻め込まれるという脅威の中で父の劉表は病にかかって死んだ。そして、劉琮は家臣の進(jìn)言を聞き入れ、戦わずして曹操に降った。こうして曹操は労せずして荊州を手に入れ、劉琮は歴史の舞臺からフェードアウトしていった」と述べている。

記事は、少女が朗々と英語で解説する動畫が海外のSNSで注目を集め、中でもフィリピンのロクシン外相がツイッターに少女の分析力と中國の教育を絶賛するツイートを行ったと伝えている。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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