バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)は12日、ワシントンで東南アジア諸國(guó)連合（ASEAN）加盟國(guó)と特別首脳會(huì)議を開(kāi)き、各國(guó)の気候変動(dòng)対策や沿岸警備などに総額約1億5000萬(wàn)ドル（約194億円）を支援すると表明した。東南アジアで存在感を強(qiáng)める中國(guó)に対抗する思惑があるとされる。ドイツメディアのドイチェ?ベレは、米國(guó)の支援策は限定的であり、中國(guó)に対抗するのは難しいとの見(jiàn)方を紹介した。

対ASEAN支援のうち、各國(guó)の沿岸警備支援には6000萬(wàn)ドル（約77億5000萬(wàn)円）を當(dāng)てる。違法漁業(yè)対策に加え、有事に備えた訓(xùn)練も実施する。中國(guó)は4月に南太平洋の島國(guó)のソロモン諸島と安全保障協(xié)定を締結(jié)するなどで、周辺海域での軍事圧力強(qiáng)化に懸念が高まっている。

ドイチェ?ベレ記事は支援の目的を、インド太平洋地域における「中國(guó)の挑戦」に対して米國(guó)政府が関心を持っていることを示すことと分析した。

しかし中國(guó)は2021年11月だけで、新型コロナウイルス感染癥対策と経済回復(fù)のためにASEAN諸國(guó)に15億ドル（約1940億円）の支援を表明している。米國(guó)のある高官は匿名を條件に、「われわれは東南アジアでの活動(dòng)を強(qiáng)化する必要がある。米國(guó)と中國(guó)のどちらかを選ぶよう各國(guó)に求めるのではない。ただ、米國(guó)がより強(qiáng)い関係を求めていることを明示せねばならない」と述べたという。

しかし、2017年にトランプ前大統(tǒng)領(lǐng)が環(huán)太平洋パートナーシップ（TPP）からの離脫を?qū)g施して以來(lái)、東南アジア各國(guó)は、米國(guó)が経済交流計(jì)畫(huà)の詳細(xì)な策定を遅らせていることに失望しているという。

日本の冨田浩司駐米大使は９日、月內(nèi)のバイデン米大統(tǒng)領(lǐng)の訪日に合わせて米國(guó)が主導(dǎo)するインド太平洋経済枠組み（ＩＰＥＦ）が正式に発足されると述べた。しかしバイデン大統(tǒng)領(lǐng)は自國(guó)內(nèi)の雇用問(wèn)題に重點(diǎn)を置いており、アジア諸國(guó)が強(qiáng)く望む米國(guó)市場(chǎng)の開(kāi)放を進(jìn)めていないのが現(xiàn)狀だ。

ドイチェ?ベレによると専門家の間では、ASEAN諸國(guó)も米國(guó)と同様に中國(guó)に懸念を抱いているが、中國(guó)との密接な経済関係や、米國(guó)によりもたらされる利益が限定的であるために、ASEAN諸國(guó)は米國(guó)により強(qiáng)く歩み寄るかどうかについては慎重な姿勢(shì)を崩していないとの見(jiàn)方が出ている。（翻訳?編集/如月隼人）

Happening Now: President Biden participates in the U.S.-ASEAN Special Summit. https://t.co/MqEt8p0KlV

— The White House (@WhiteHouse) May 13, 2022