2022年5月15日、環(huán)球網(wǎng)は、「琉球を侵略したのは日本と米國であって、中國ではない」と主張して「中國から金銭を受け取っている」との批判を浴びた沖縄の政治活動家、多嘉山侑三氏が環(huán)球時(shí)報(bào)のインタビューを受けたとし、その內(nèi)容を報(bào)じた。

記事は多嘉山氏が先日SNS上で発表した動畫の中で「沖縄にとって本當(dāng)の脅威は中國ではない。自民黨の政治家をはじめとする人間が、中國本土と臺灣の內(nèi)部対立を無責(zé)任にあおり立て、米國と共に軍事介入しようとし、琉球列島で米軍と自衛(wèi)隊(duì)の基地建設(shè)を推し進(jìn)めて、沖縄を再び戦場にしようとしている」「そもそも歴史的に、琉球を侵略したのは日本と米國であって、中國ではない。今なお、沖縄は日本と米國の植民地とみなされている」などと主張したことを紹介した。

その上で、多嘉山氏が環(huán)球時(shí)報(bào)のインタビューに対して「日本政府は米軍や自衛(wèi)隊(duì)基地を拡張すべく、中國脅威論を言い立て、かねてより政治に興味のない日本國民を信じ込ませようとしている。SNSは事実と異なる情報(bào)で満ちており、本名を用いて責(zé)任を持って沖縄の真実の歴史を紹介したと思った」と動畫公開の動機(jī)を語ったと伝えた。

また、動畫公開後に「中國の金銭をもらっている」「中國のスパイだ」との批判や罵聲を浴びたことについては「當(dāng)初はいちいち反論していたが、このような無責(zé)任なコメントが無盡蔵に湧いてくること、多くの日本の市民が動畫を通じて真相を理解してくれることから、誹謗（ひぼう）中傷を無視してさらなる動畫製作に時(shí)間と精力を注ぐようになった」と述べたことを紹介している。

さらに、多嘉山氏が「本土復(fù)帰からの50年、沖縄の人々は米軍基地建設(shè)に反対し続けてきたのに基地は減るどころか増えている。日本政府は沖縄の市民の命と安全を全く考えていない」「日本政府は侵略の歴史に觸れることを避け、中國の進(jìn)攻に備えるべく日米同盟の強(qiáng)化を掲げて沖縄市民の利益を犠牲にしている。本土人は沖縄の扱いを?qū)澃钉位鹗陇韦瑜Δ艘姢皮い?、米軍基地への抗議活動は日本全國に普及しない。日本政府はずる賢い」と日本政府を批判したことを伝えた。

記事は、多嘉山氏が沖縄県糸満市出身の37歳で、慶應(yīng)義塾大學(xué)在學(xué)中を含めて東京で10年間生活したことで地元である沖縄の歴史や文化に強(qiáng)い関心を持ち、2014年に沖縄に戻って以降、SNSを通じて沖縄の歴史、文化を伝えるとともに、政治活動を行ってきたと紹介。多嘉山氏が「近年、ますます多くの現(xiàn)地人が琉球獨(dú)立運(yùn)動に參加している。自分も、沖縄の現(xiàn)狀を見て琉球獨(dú)立が最良の選択かもしれないと2?3年前から考えるようになった。沖縄の人々の人権は長年踏みにじられており、今ますます多くの人が目覚め始めている。琉球獨(dú)立の流れは必然だ」と語ったことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）

そもそも歴史上、琉球沖縄を侵略したのって、、 pic.twitter.com/bedio09giM

— 多嘉山侑三 (@yuzo_takayama) May 7, 2022