上海で地元に溶け込み活躍する日本人醫(yī)師―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2022年5月17日(火) 18時10分

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で厳しい外出制限が1カ月以上にわたって続いている上海市で、防護(hù)服を著用して、中國の醫(yī)療従事者と共に肩を並べ、第一線で新型コロナと闘う外國人醫(yī)師がいる。

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新型コロナウイルス感染拡大の影響で厳しい外出制限が1カ月以上にわたって続いている上海市で、防護(hù)服を著用して、中國の醫(yī)療従事者と共に肩を並べ、第一線で新型コロナと闘う外國人醫(yī)師がいる。彼らは、「上海は第二の故郷」と口をそろえ、「縁の下の力持ち」として上海を支えているのは、上海が「大好きだから」と話す。光明日報が伝えた。

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小野火美子さんは、スワブで喉の粘液を採取し、専用スピッツに入れて蓋をするというPCR検査の検體採取の作業(yè)をスムーズに行っていた。列に並んで検體採取を受けている団地の住民は、防護(hù)服を著ている醫(yī)療従事者が日本人であるとは気付かないだろう。小野さんは手慣れた手つきで、1日に1000人以上の検體を採取する。これまでこの業(yè)務(wù)に9回參加してきた。

今回の感染拡大が発生し、醫(yī)療従事者が募集されていることを知った小野さんはすぐに応募したといい、「私は中國で學(xué)んだ外國人醫(yī)師で、學(xué)部では中醫(yī)學(xué)を?qū)煿イ筏皮い?。卒業(yè)後は浦南病院で務(wù)めており、上海で暮らすようになって20年になるので、とても思い入れがある」と話す。2人の子供を家族に預(yù)けて、第一線で新型コロナとの闘いに打ち込んでいる。

小野さんは、「上海が1日でも早く普段の生活に戻れるよう、自分にできる限りのことをしたい。また、世界の新型コロナウイルス感染拡大が1日も早く収束することを願っている」と話す。

素早く防護(hù)服を著用し、青い手術(shù)著を著て、検體採取の準(zhǔn)備を済ませたのは、小野さんの同僚である日本人醫(yī)師の寺崎真さん。寺崎さんは「出発前、病院の上司が診療ホールに立って、『皆さんが參加するのは國民の健康を守る事業(yè)』とエールを送っていた。それを聞いて、心が震え、とても感動した」と話す。

3輪トラックに乗るのは初めてだったという寺崎さん。それに乗ってコミュニティーを走り回るという現(xiàn)地に溶け込んだこのスタイルは、「ものすごく新鮮で、作業(yè)の効率もかなり上がった」と話す。彼は最近、同僚と共に、近くのコミュニティーや工事現(xiàn)場、企業(yè)を走り回っているほか、濃厚接觸者の自宅にまで足を運(yùn)んで検體採取を行っている。朝早くに家を出て、夜遅くに帰宅することも多く、一番遅い時で夜中の2時にようやく病院に戻れたほどだという。

1970年代生まれの寺崎さんは、醫(yī)師免許を持つ中醫(yī)學(xué)醫(yī)師で、普段の診察でも細(xì)かいところまで気配りができる醫(yī)師だ。今回、15回目となる検體採取業(yè)務(wù)に參加し、「新型コロナウイルス感染拡大を前に、みんなができる限りのことをして、一致団結(jié)している。そのような精神に、本當(dāng)に感動する」とした。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN)

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