人民網(wǎng)日本語版 2022年5月19日(木) 12時30分
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バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)は就任後初のアジア歴訪を間もなく開始する。米國主導の「インド太平洋経済枠組み」の発足と関連事項が日程に上るとみられている。資料寫真。
バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)は就任後初のアジア歴訪を間もなく開始する。5月20日から24日にかけて韓國と日本を相次いで訪問し、両國首脳とそれぞれ二國間會談を行う。今回のアジア歴訪では、米國主導の「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」の発足と関連事項が日程に上ると専門家は予測する。
■IPEFとは?米國の目的は?
IPEF構(gòu)想は、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)が2021年10月の東アジアサミット出席時に初めて提唱したもので、要求に適応した多國間パートナーシップの構(gòu)築を主張している。報道によると、「米國のインド太平洋戦略」報告書はIPEFについて、高水準の貿(mào)易の促進、デジタル経済の管理、サプライチェーンの柔軟性と安全性の強化、透明で高水準のインフラ投資の促進、デジタル?コネクティビティの構(gòu)築を目指すものだという。
米國がIPEFを提唱する目的は何か。ブルームバーグなど海外メディアの報道によると、レモンド米商務(wù)長官は以前、この「新しい経済枠組み」には、「敏感な」製品の対中輸出を制限するための輸出規(guī)制調(diào)整も含まれると述べた。タイ米通商代表はIPEFが「中國から獨立した取り決め」であることを公言した。
中國國際経済交流センター戦略研究部の張茉楠(ジャン?モーナン)研究員は、「米國はIPEFの助けを借りて中國との『デカップリング』を?qū)g現(xiàn)するとともに、現(xiàn)有の條件でさらに多くの経済?貿(mào)易パートナーを取り込み、サプライチェーンの代替を探すことを望み、さらに他の國々を抱き込んで対中『包囲』を形成し、地域の貿(mào)易システムから中國を排除しようとしている。IPEFは、かなりの程度において、すでに地政學的経済構(gòu)想であり、既存の米國の『インド太平洋戦略』と完全に符合し、補完し合うものだ。米國はIPEFを利用して、経済的柱を欠くという『インド太平洋戦略』の欠陥を補足し、『軍事的圧力』を掌握するとともに、『経済的圧力』を振るうことを望んでいる」と指摘する。
■中國外交部「アジア太平洋は地政學の『チェス盤』ではない」
中國外交部の趙立堅(ジャオ?リージエン)報道官はこのほど米國のIPEFについて、「アジア太平洋におけるいかなる地域協(xié)力枠組みも、平和と発展という時代の潮流に沿ったものであるべきだ」と指摘した。
趙報道官は「中國は、アジア太平洋におけるいかなる地域協(xié)力枠組みも、平和と発展という時代の潮流に沿い、地域諸國間の相互信頼と協(xié)力を増進し、開放?透明?包摂?平等?相互尊重?相互信頼?互恵という理念を體現(xiàn)し、主権尊重と內(nèi)政不干渉の原則を堅持すべきだと考えている。アジア太平洋は協(xié)力と発展を図る地域であり、地政學の『チェス盤』ではない。中國は各國と共に、開放?協(xié)力、互恵?ウィンウィンという趣旨を堅持し、冷戦思考の小集団を拒絶し、アジア太平洋協(xié)力の大きな舞臺を共に築くことを望んでいる」とした。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/NA)
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