2022年5月18日、中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は、中國(guó)の空母「遼寧」の活動(dòng)に対して日本がかつてないほど敏感に反応していると報(bào)じた。

記事は、日本の防衛(wèi)省統(tǒng)合幕僚監(jiān)部が1日と2日に「『遼寧』など8隻の艦艇が沖縄本島と宮古島の間の海域を南下して太平洋に入った」と発表すると、その後海上自衛(wèi)隊(duì)が連日「遼寧」の動(dòng)向を発表するようになり、3?12日には10日間連続で沖縄以南の海域にて艦載機(jī)やヘリコプターの発著艦が合計(jì)延べ200回行われたことを発表し、14?15日にも発著艦訓(xùn)練が行われたことを明らかにしたと伝えた。

一方で、「遼寧」編隊(duì)の訓(xùn)練について中國(guó)海軍の高秀成（ガオ?シウチョン）報(bào)道官が3日に「中國(guó)海軍の年間計(jì)畫(huà)に基づく定例訓(xùn)練であり、國(guó)際法や國(guó)際的な慣行に合致しており、特定の相手を想定したものでない」とコメントしたことを紹介した。

その上で、今回の「遼寧」の活動(dòng)に対して日本側(cè)がかつてないほどの関心を寄せており、防衛(wèi)相、統(tǒng)合幕僚長(zhǎng)、海上幕僚長(zhǎng)がそろって懸念と注視の姿勢(shì)を示したとしている。

記事は、中國(guó)の匿名軍事専門(mén)家が18日に「中國(guó)海軍空母の正常な訓(xùn)練行動(dòng)を大きく煽り立てていることは、日本の異常な心情を表している。まず、日本は空母や潛水艦などの攻撃力を発展させるための口実を得ようとしている。また、日米の艦艇が中國(guó)近海で長(zhǎng)年実施してきた偵察や軍事演習(xí)など武力を見(jiàn)せつけるパフォーマンスを覆い隠そうとしている」と分析したことを伝えた。

また、軍事専門(mén)家の宋忠平（ソン?ジョンピン）氏が「自衛(wèi)隊(duì)が『遼寧』を24時(shí)間追跡し続けている『成果』をアピールしている。日本は『遼寧』に対し大いに注視すると同時(shí)に強(qiáng)い懸念を示している。長(zhǎng)年空母を持つことを望んできたのに、後からやってきた中國(guó)に先を越されて優(yōu)位性を失った日本の心理は非常に複雑だ」と解説するとともに、「遼寧」が日本からの監(jiān)視を常に受けながらもひるむことなく半月間訓(xùn)練を?qū)g施したことからは中國(guó)海軍の自信が見(jiàn)て取れるとの見(jiàn)解も示したことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）