2022年5月18日、人民網(wǎng)は、中國(guó)のバーチャルアイドルグループメンバーの活動(dòng)休止に対してファンが事務(wù)所にクレームをつけた問(wèn)題について理性的なファン活動(dòng)を求める評(píng)論記事を掲載した。

記事は、バーチャル女性アイドルグループA-SOULのメンバーである珈楽（キャロル）が先日突然、活動(dòng)休止宣言を行ったところ、「身體および學(xué)業(yè)上の理由」という事務(wù)所側(cè)の活動(dòng)休止理由に対してファンから疑問(wèn)の聲が殺到し、一部の熱狂的なファンが「キャラクターを演じている『中の人』に対する職場(chǎng)いじめや給料のピンはねなど別の理由があったのでないか」と事務(wù)所側(cè)を問(wèn)い詰める事態(tài)になったとした。

そして、浙江省杭州市浜江區(qū)人力資源?社會(huì)保障局がこの問(wèn)題について調(diào)査に乗り出し、17日に「給料のピンはねや労働契約締結(jié)の強(qiáng)要といった狀況はなかった」との調(diào)査結(jié)果を発表したことを伝えた。

その上で「近年バーチャルアイドルが流行文化の仲間入りをし、その完全なプロポーションと人物設(shè)計(jì)により若い人から高い人気を得るとともに、商業(yè)的価値も大きく高まっている。一方で、ファンはバーチャルアイドルへの愛(ài)好を往々にして『中の人』の身の上に移し、バーチャルと現(xiàn)実の混同を生んでしまっている。A-SOULメンバーの活動(dòng)休止問(wèn)題も、この混同により生じた混亂だ」と指摘?！弗辚ⅴ?、バーチャルを問(wèn)わず、アイドルに対する各個(gè)人の愛(ài)好は尊重されるべきものではあるが、一部の熱狂的なファンが理性を失う言い訳にはならない」と論じている。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「ファンにリアルとバーチャルを混同というレッテルを貼っているが、混同させているのは運(yùn)営側(cè)ではないか」「労使問(wèn)題をファンの品格の問(wèn)題にすり替えている」「中央メディアは意見(jiàn)を言うならもっとよく調(diào)べてから言え」といったコメントを殘している。（翻訳?編集/川尻）