2022年5月23日、韓國(guó)?イーデイリーによると、21日に行われた米韓首脳會(huì)談で、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)と尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)は外國(guó)為替市場(chǎng)の安定の必要性を確認(rèn)し、緊密に協(xié)議していくと約束した。記事は「米韓首脳會(huì)談で外國(guó)為替市場(chǎng)が話題に上るのは初めてのことで、通貨スワップ締結(jié)への期待が高まっている」と伝えている。

記事によると、米韓首脳が外國(guó)為替市場(chǎng)の安定の必要性を確認(rèn)したとの內(nèi)容は米韓首脳共同聲明にも盛り込まれた。これにより、08年の金融危機(jī)、20年のパンデミック危機(jī)の際に締結(jié)した“危機(jī)回避用通貨スワップ”とは異なる常設(shè)通貨スワップまたはそれに準(zhǔn)ずる通貨スワップの締結(jié)が予想されている。

韓國(guó)の専門家らは、連邦準(zhǔn)備制度（FED）が日本、カナダ、英國(guó)、スイス、歐州と締結(jié)している常設(shè)通貨スワップに韓國(guó)が加わる可能性は低いとみているが、危機(jī)の際に一時(shí)的に締結(jié)されてきたスワップよりは期間の長(zhǎng)い中長(zhǎng)期スワップが登場(chǎng)する可能性に注目しているという。

韓國(guó)銀行國(guó)際擔(dān)當(dāng)副総裁を務(wù)めたカン?テス氏は「常設(shè)通貨スワップの締結(jié)が最も望ましいが、それが難しければ3～5年単位の契約を繰り返し延長(zhǎng)できる案をまとめるのが最善だ」と話したという。

また、記事は「今回の首脳會(huì)談で『外國(guó)為替市場(chǎng)の安定』が確認(rèn)されたため、通貨スワップ締結(jié)への期待が為替レートの安定につながるとみられる」としている。ドル?ウォン為替レートは年初から今月20日までに6．7％、79．3ウォンも急騰した。中國(guó)景気の鈍化、原材料価格の上昇など韓國(guó)経済にとっての悪材料が重なる中、米國(guó)の急速な金融引き締めにより米韓政策金利が逆転する場(chǎng)合、資本流出への懸念が高まる可能性も排除できない狀況だという。

キム?デジュン世宗大経営學(xué)部教授は「米國(guó)と韓國(guó)が通貨スワップに準(zhǔn)ずる方式で経済?金融協(xié)力をすれば非常に大きな助けとなる」とし、「韓國(guó)は外貨準(zhǔn)備高が國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の28％にすぎず、製造業(yè)は世界5位だが金融は30位と弱いため、通貨スワップの締結(jié)が必要だ」と説明したという。

この記事を見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは「やっぱり人にも國(guó)にも良い友人が必要」「尹大統(tǒng)領(lǐng)はよくやっている」「だからリーダー選びが重要なんだ。ショーばかりしていた文在寅（ムン?ジェイン）前大統(tǒng)領(lǐng)とは比べ物にならない」「訪韓した米國(guó)の大統(tǒng)領(lǐng)が気に入られようと一生懸命になる姿は初めて見(jiàn)た」など尹大統(tǒng)領(lǐng)への肯定的な聲が上がっている。

一方で「つまり米國(guó)側(cè)から通貨スワップの話はなかったということ。米國(guó)が損してまで締結(jié)してくれるとは思えない」「常設(shè)通貨スワップは基軸通貨レベル同士がするもので、韓國(guó)にそんな資格はない」などと指摘する聲も見(jiàn)られた。（翻訳?編集/堂本）