中國紙?環(huán)球時報は24日、米韓首脳會談をめぐって「物議を醸す事態(tài)が多発している」と伝えた。

記事はまず、韓國?ソウル新聞の報道を引用し、夕食會で米國國歌が演奏された際に尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領(lǐng)が胸に手を當(dāng)てていたことが「外交上の非禮」に當(dāng)たるのではないかと物議を醸したことを紹介。韓國大統(tǒng)領(lǐng)府は「相手國への敬意を示すもので非禮とは言えない」と釈明したものの、ネット上では「ではなぜ韓國國歌が演奏された時、バイデン氏は敬意を示さなかったのか」「訪中した韓國大統(tǒng)領(lǐng)が、中國國旗に敬意を示したことがあったか？」「李明博（イ?ミョンバク）元大統(tǒng)領(lǐng)も樸槿恵（パク?クネ）元大統(tǒng)領(lǐng)も他國の國旗に敬意を示したことはない」といった批判が出たと伝えた。

次に、夕食會ではかつて物議を醸した「獨(dú)島エビ」が振る舞われなかったことに言及。産経新聞が「日米韓協(xié)力を重視する尹錫悅政権のもてなしは、いたって常識的なものとなった」と論評する一方、韓國メディアの韓國経済は「米國はこれについて公に態(tài)度を示しておらず、日本の右翼を喜ばせるだけになった」と苦言を呈したほか、韓國のネットユーザーからも「夕食會では獨(dú)島エビを継続して振る舞うべき」「尹錫悅政権は親日が過ぎるのでは？」「獨(dú)島エビは貴重だからこそ客人のもてなしに向いているのに、どうして論爭を招くことになるのか」といった批判の聲が上がったとした。

さらに、バイデン氏の警護(hù)を務(wù)めるために韓國を訪れていた30代の米國政府関係者の男が19日、酒に酔って口論になった相手を押すなどした事件にも觸れ、男が事件翌日に米國に送還され事件の捜査が難しくなっていることや、米メディアが報じた後でようやく韓國メディアがこの件を取り上げたことから、韓國では「（米國に対して）聲を上げることもできない屈辱」との聲が出ていることを伝えた。

記事はこのほか、バイデン氏が韓國で演説した際に、尹氏を「文大統(tǒng)領(lǐng)」と前大統(tǒng)領(lǐng)の名前で呼んでしまうミスも物議を醸したと伝えている。（翻訳?編集/北田）