2022年5月26日、韓國(guó)?オーマイニュースは「バイデン大統(tǒng)領(lǐng)はなぜ日本だけに贈(zèng)り物をしたのか…尹錫悅（ユン?ソンニョル）政権の誤算」と題する記事を掲載した。

バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)は20～24日に日韓を歴訪した。記事は「対米関係が外交政策の中心である日韓は共に外交路線(xiàn)と戦略を発表し、米國(guó)に支持と協(xié)力を求めたが、日本が國(guó)連安保理常任理事國(guó)入りに対する米國(guó)の肯定的なメッセージを得たのに対し、韓國(guó)には目立った成果がなかった」と指摘している。

訪韓したバイデン大統(tǒng)領(lǐng)は最初にサムスン電子の工場(chǎng)を訪れた。バイデン氏はそこで、サムスン電子が米國(guó)に170億ドル（約2兆1660億円）規(guī)模の投資を約束したことについて「テキサス州に3000もの雇用を創(chuàng)出する効果だ」と感謝の意を表した。また、現(xiàn)代自動(dòng)車(chē)も米國(guó)に計(jì)100億ドルの投資を約束した。一方の韓國(guó)は、望んでいた新興技術(shù)分野での具體的な成果を得られず、「人的交流の拡大」「研究開(kāi)発を通じたパートナーシップの増進(jìn)」という抽象的な合意をするにとどまったという。

一部のメディアは「米韓同盟の安保協(xié)力での成果」を強(qiáng)調(diào)していたというが、それについても記事は「安保協(xié)力は軍事同盟だけでなく経済同盟を通じた供給網(wǎng)の安全性確保など包括的な安保協(xié)力に進(jìn)化している」とした上で「韓國(guó)が殘念なのはこの部分であり、米韓経済同盟において韓國(guó)が今後収穫できそうなものはない」と指摘している。

バイデン大統(tǒng)領(lǐng)が今回の日韓歴訪で注目していた経済安保分野の議題は「インド太平洋経済枠組み（IPEF）」の発足だった。バイデン大統(tǒng)領(lǐng)は昨年10月の東アジアサミットでその構(gòu)想を明らかにし、IPEFの必要性と関連して貿(mào)易の促進(jìn)、デジタル経済と技術(shù)標(biāo)準(zhǔn)の確立、サプライチェーン回復(fù)力の達(dá)成、脫炭素化とクリーンエネルギー、労働分野の標(biāo)準(zhǔn)化を強(qiáng)調(diào)していた。

記事は「クアッド（Quad、日米豪?。─讎?guó)の主導(dǎo)するアジア太平洋地域の軍事安保協(xié)力體制なら、IPEFは同地域の経済安保協(xié)力體制とみるのが一般的だ」とし、「當(dāng)初からIPEFへの參加資格はないとされていたが、実際に米國(guó)が決定し、その目的が中國(guó)をけん制するためであることは否定し難く、中國(guó)の參加は事実上不可能だった」と説明。

また「発足準(zhǔn)備段階で參加國(guó)から排除された中國(guó)は強(qiáng)い不満を示し、IPEF參加國(guó)の韓國(guó)に対して感情的な対応を示唆している」とし、「韓國(guó)世論の大部分は米中対立で中立の立場(chǎng)を守って『中樞國(guó)（pivot state）』の役割を果たすことを望んでおり、そういった意味でバイデン大統(tǒng)領(lǐng)が今回の訪韓で殘したものは、贈(zèng)り物より課題が多い」と主張している。

最後に「米韓同盟の強(qiáng)さを再確認(rèn)したことは『利得』ではなく『確認(rèn)』であり、過(guò)去と比べて変化したものはなく、現(xiàn)在の韓國(guó)が満足できるものではない」とし、「これを今回の米韓首脳會(huì)談の成果とするのは大きな誤算である」と強(qiáng)調(diào)。

その上で「韓國(guó)で大規(guī)模投資という大きな贈(zèng)り物を受け取った米國(guó)はその後すぐ、日本に安保理常任理事國(guó)への支持という贈(zèng)り物をした」とし、「ロシアとの対立の中で中國(guó)をけん制するという大きな課題を抱える米國(guó)の日本への期待は過(guò)去に比べてかなり大きく、日本が米國(guó)の支持を受けて軍事の再武裝を進(jìn)める可能性は高い」と分析?！干伽筏斡蛿啶琼n國(guó)は中樞國(guó)ではなく破砕國(guó)（shatter zone state）に転落してしまうかもしれない」と懸念を伝えている。

この記事を見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは「尹大統(tǒng)領(lǐng)は何をしているのか。バイデン大統(tǒng)領(lǐng)と寫(xiě)真を撮っただけで満足したのだろう」「アマチュア政権だから予想はしていたけど、外交の基本である駆け引きが全くできていない」「米國(guó)は韓國(guó)を子ども扱い。適當(dāng)にあやして日本に去って行った。日本より先に來(lái)たというだけで『國(guó)の格が上がった』と喜ぶ精神レベルだから無(wú)理もないか」「バイデン大統(tǒng)領(lǐng)と米政府は心の中であざ笑っていたのだろう」「屈辱外交で得られるものはない。尹政権には何も與えずとも自ら差し出してくるということを米國(guó)が知らないはずがない」など尹政権への厳しい聲が続出している。

その他「今後は日本に対しても低姿勢(shì)をとるのだろう。心配だ」「トランプ前大統(tǒng)領(lǐng)が文在寅（ムン?ジェイン）前大統(tǒng)領(lǐng)を嫌っていた理由がやっと分かった。韓國(guó)が自國(guó)の利益をきちんと守っていたからだ」などの聲も見(jiàn)られた。（翻訳?編集/堂本）