バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)の臺灣有事に軍事的関與発言、「反対の効果を及ぼしかねない」と海外メディア

Record China    2022年5月28日(土) 17時(shí)30分

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バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)が臺灣有事の際、軍事的関與する意思があると発言。海外メディアは米國の臺灣専門家が「中國の抑止どころか反対の効果を及ぼしかねないと警鐘を鳴らした」と報(bào)じた。寫真は臺灣。

米國バイデン大統(tǒng)領(lǐng)が23日、日米首脳會議後の記者會見で、臺灣有事の際、軍事的関與する意思があることを明確にして波紋を広げている。臺灣は歓迎し、中國は猛反発。ロイター通信によると、米國の臺灣専門家は「中國を抑止するどころか、その反対の効果を及ぼしかねない」などと警鐘を鳴らした。

バイデン大統(tǒng)領(lǐng)は首脳會議後、岸田文雄首相と並んで記者會見。中國が臺灣に侵攻した際に米國が臺灣防衛(wèi)に軍事的に関與するかを問われると、「イエス」と答え、「それがわれわれの誓約(コミットメント)だ」と付け加えた。翌24日には歴代米政権が維持してきた臺灣防衛(wèi)の意思を明確にしない「あいまい戦略」をやめたのかと質(zhì)問されると、「ノー」と否定。臺灣有事に臺灣に米軍を派遣するかに関しては、「(米國の)政策は何も変わっていない」と述べた。

臺灣?中央通信社などによると、外交部(外務(wù)?。─?3日、バイデン大統(tǒng)領(lǐng)の発言を受け、「心から歓迎し感謝する」とコメントを発表した。バイデン氏の発言後に米高官が政策変更はないと説明したことを含め、「臺灣への確固たる関與を再確認(rèn)してくれた」と評価した。

対中強(qiáng)硬派として知られる自民黨の佐藤正久外交部會長は24日の黨の會合で「大変良い失言、最高の失言をされた」と“稱賛”。「大統(tǒng)領(lǐng)の本音が出た」と解説してみせた。

関與発言に対し、中國外交部の汪文斌報(bào)道官は23日の記者會見で「強(qiáng)烈な不満と斷固とした反対を表明する」と反発。その上で「臺灣は中國領(lǐng)土の不可分の一部で、臺灣問題は中國の內(nèi)政だ。いかなる外部勢力の干渉も許さない」と強(qiáng)調(diào)し、「中國は確固とした行動で主権や安全の利益を守る。われわれは言行一致だ」と警告した。

今回の発言について、ロイター通信は「バイデン政権はロシアウクライナ侵攻に際し、ウクライナ側(cè)に何十億ドルもの軍事支援を提供するとともに、中國には臺灣向けに同じような行動を取ることを考えるなというメッセージを発している」と報(bào)道。「それでもバイデン氏の発言は米中が衝突する事態(tài)をめぐる地域の懸念を高めかねない」と伝えた。

米國在臺灣協(xié)會臺北事務(wù)所(米政府の臺灣に対する事実上の外交窓口)所長を務(wù)めたダグラス?パール氏は「発言は地域の安定と臺灣の安全を維持する上で、有益だとは思えない」と憂慮。米シンクタンク、ジャーマン?マーシャル基金の臺灣専門家、ボニー?グレーザー氏は「中國を抑止するどころか、その反対の効果を及ぼしかねない」と指摘した。

グレーザー氏は「目的は正しいと思うが、米國の政策をめぐる混亂が抑止力を損なってもおかしくない。われわれが抑止を目指す(中國の)攻撃を招く恐れがある」とも話した。(編集/日向)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個(gè)人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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