<ブラジルW杯>中國チームは出場しないが、W杯には進出しつつある―中國メディア

Record China    2014年6月12日(木) 9時21分

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9日、ブラジルで開催されるFIFAワールドカップの開幕が目前に迫っている。中國代表は本大會には參加しないものの、多くの中國テイストを大會の隨所で見つけられることが、中國人サッカーファンにとってせめてもの慰めとなるだろう。寫真は浙江省杭州市でサッカーを楽しむ子供たち。

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2014年6月9日、ブラジルで開催されるFIFAワールドカップの開幕が目前に迫っている。中國代表は本大會には參加しないものの、多くの中國テイストを大會の隨所で見つけられることが、中國人サッカーファンにとってせめてもの慰めとなるだろう。中國のサッカーリーグ加盟クラブから外國人選手6人が今大會に出場、「英利」は中國企業(yè)唯一のW杯公式スポンサーとなった。エスコートキッズにも中國人が入っており、もちろん「メイドインチャイナ」グッズも數(shù)多い。新華網(wǎng)が伝えた。

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中國國內(nèi)のサッカー環(huán)境がここ數(shù)年改善されるにつれて、企業(yè)からの出資が増え、試合の観客動員率もぐんぐん上昇、現(xiàn)役のナショナルチーム代表を含む外國人超大物選手が続々と中國サッカー?スーパーリーグ入りしている。W杯各參加チームの最終登録選手リストによると、スーパーリーグと甲級リーグの加盟クラブに所屬している外國人選手のうち、史上最多の6人がW杯に出場予定だ。

6人のうち3人は韓國の代表選手となっている。最近の數(shù)シーズン、韓國Kリーグの報酬水準が低下する一方で中國スーパーリーグの報酬レベルが上がっていることから、韓國人選手の中國スーパーリーグへの移籍が相次ぎ、中國各クラブでは「韓流」ブームが沸き起こった。北京國安に今シーズン移籍したハ?デソン(河大成)選手は、韓國代表チームの主力MFだ。広州富力のパク?チョンウ(樸鍾祐)選手は、ホン?ミョンボ(洪明甫)監(jiān)督の目に留まり、故障中にもかかわらず代表入りを果たした。広州恒大で急成長したキム?ヨングォン(金英権)選手は、アジアカップで栄冠を手にしただけではなく、歐州トップリーグ入りの可能性も極めて高く、韓國代表チームの「鉄壁」となるに違いない。今年初めに広州富力に加わったチャン?ヒョンス(張賢秀)選手も韓國代表チーム補欠選手7人の候補に入ったが、最終的には、獨ブンデスリーガF(xiàn)SVマインツのパク?チュホ(樸柱昊)選手が選ばれ、チャン選手はブラジル行きの最終切符を手にすることができなかった。

2008?2009年シーズンの獨ブンデスリーガでアシスト王に輝き、現(xiàn)在は貴州人和に所屬しているズヴェズダン?ミシモヴィッチ選手(32)は、ボスニア?ヘルツェゴビナ代表チームの不動MDだ。W杯予選で9回出場し、5ゴールを挙げた。ボスニア?ヘルツェゴビナ代表がW杯本大會への出場を決める影の立役者となったミシモヴィッチ選手の、ブラジルでの活躍が大いに期待される。

山東魯能のDFライアン?マッガワン選手も、問題なくオーストラリア代表入りした。中國スーパーリーグだけではなく、中國甲級リーグで活躍する外國人選手の中にも、W杯出場を決めた選手がいる。昨シーズン終了後甲級リーグに降格した青島中能は、スーパーリーグ復帰を目指し、今シーズンはホンデュラス代表チームのメンバーで元キャプテンのオスマン?チャベス選手を招き入れた。

これまで、中國プロサッカーリーグに移籍した外國人選手のうち、W杯出場経験者は、カンポス、アクウェグブ、アンジョンファン、サビジョン、パラシオスの5選手だけだった。今回のW杯に出場する中國のサッカークラブに所屬する外國人選手は6人に上り、中國サッカーリーグのレベルアップを裏付けている。

外國人助っ人選手のほか、ブラジルW杯で、試合の際に名選手と一緒にピッチに入場するエスコートキッズの中に、中國人の姿を見ることができる。W杯公式スポンサーのマクドナルドは今年3月、中國で「W杯エスコートキッズ募集」をスタートした。度重なる?yún)棨筏彇摔騽伽翏iき、中國人6人がエスコートキッズに選ばれた。

W杯スポンサーに関しても、中國の姿が見られる。世界最大の垂直設(shè)置型太陽光発電システムメーカーのひとつである英利緑色能源(エネルギー)控股有限公司(英利)は、今大會のスポンサーの中で唯一の中國企業(yè)だ。2010年W杯南アフリカ大會において、同社は中國企業(yè)初のW杯公式スポンサーとなった。2014年ブラジル大會の開催中、英利の電光広告が64カ所の競技スタジアムに登場する。また、英利は、全ての試合開催都市の電光掲示板に27セットの太陽光発電システムを提供した。これには、サンパウロなどのスタジアム6カ所、報道センター、國際メディア本部に8カ所から15カ所の太陽光エネルギー充電スポットが含まれる。

前回南アフリカ大會の「メイドインチャイナ」製品の中でも、人々から賛否両論が巻き起こったチアホーン「ブブゼラ」のことを覚えているだろうか?ブラジル大會の競技スタジアム內(nèi)外でも、全世界のサポーターが、各種各様の「メイドインチャイナ」製品に出會うことだろう。大會公式マスコットのアルマジロ「フレコ(fuleco)」の人形は中國で製造されている。中國製の列車がリオデジャネイロで運行し、観光客の足となる。ユニフォーム、タオル、各チームの旗など、サポーターにとって無くてはならない各種グッズも、當然のことながら、「メイドインチャイナ」が主流を占めている。

W杯ブラジル大會では、多くの中國テイストを垣間見ることができる。しかし、本家本元の「中國代表チーム」の本大會への出場は、果たしていつ実現(xiàn)するのだろうか?(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤)

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