中國通信機器大手の華為技術(shù)（ファーウェイ）が26日、広東省東莞市でイベントを開き、同社の次世代データセンターの理念と新たな電力供給ソリューション「Power POD3．0」を世界に向けて発表した。中國メディアの経済參考報が30日付で報じた。

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記事によると、同社の上級副総裁でファーウェイデータセンターエネルギー軍団の最高経営責(zé)任者（CEO）を務(wù)める楊友桂（ヤン?ヨウグイ）氏は基調(diào)講演の際、「低炭素、共生」「融合、シンプル」「自動運転」「安全、信頼性」の四つを次世代のデータセンターの特徴として掲げた。

「低炭素、共生」はデータセンターと自然環(huán)境の調(diào)和の取れた共生を示すもので、資源のグリーン化、高効率な利用、回収の促進を通じて持続可能な発展の実現(xiàn)を目指す。また、構(gòu)造、電力供給、溫度管理のシンプルさを網(wǎng)羅する「融合、シンプル」はデータセンターの形態(tài)の進化形式を説明しており、構(gòu)造に関してはシンプルにすることで、ラック數(shù)1000臺のデータセンターの建設(shè)サイクルを従來の18カ月以上から6～9カ月へと短縮する。

「自動運転」は運用?メンテナンスの管理モデルの再構(gòu)築であり、運用?メンテナンスの自動化により5分間でラック2000臺の巡回検査を完了させる。また、エネルギー効率の自動最適化で140萬パターンのアルゴリズムから最適な冷卻プランを1分以內(nèi)に推斷し、「冷卻」の上を行く「スマート冷卻」を目指す。データセンターの質(zhì)の高い、持続可能な発展を守る「安全、信頼性」に関しては人工知能（AI）による予知保全で能動的な安全を、システムの自動化による故障対応で「1分で発見、3分で分析、5分で業(yè)務(wù)復(fù)舊」を?qū)g現(xiàn)させる。

さらに同軍団の費珍福（フェイ?ジェンフー）最高技術(shù)責(zé)任者（CTO）は「Power POD3．0」の発表時に、「核心技術(shù)のイノベーション、部品の融合および配置の最適化でPower POD3．0はスペース、電力、時間や心配を従來のものより減らせる」と言及。うち土地面積については40％節(jié)約できると紹介した。

米調(diào)査會社Synergy Research Groupの今年3月の予測によると、世界の超大型データセンターの數(shù)は3年以內(nèi)に1000を突破する見込みだといい、記事は「スマート、持続可能な次世代データセンターの時代を迎える中、技術(shù)イノベーションはデータセンターの発展と変革を引っ張る重要な力だ」と指摘している。（翻訳?編集/野谷）