中核集団によると、3カ月にわたる基礎工事を経て、このほど田灣原発蒸気エネルギー供給プロジェクトエネルギーステーションの1缶目のコンクリートが注入された。これは中國初の産業(yè)用原子力蒸気供給プロジェクトである同プロジェクトが全面的に著工されたことを示している。人民網(wǎng)が伝えた。

原子力蒸気供給は原子力発電所のエネルギーを利用し、石油化學産業(yè)の蒸気使用の需要を満たし、総合的なエネルギー消費量と環(huán)境汚染を減らす新しい方法だ。中核集団江蘇核電の関係責任者によると、同プロジェクトは田灣原発2期プロジェクトの3?4號機の蒸気を熱源とし、蒸気を連雲(yún)港石油化學産業(yè)拠點の工業(yè)生産に輸送する。投資総額は7億3000萬元（約138億7000萬円）で、工期は24カ月、來年末の稼働?蒸気供給を開始する予定。連雲(yún)港石油化學拠點エネルギー供給にグリーンな力を貢獻し、全國の石油化學産業(yè)のモデル転換と高度化にエネルギーモデルプランも提供する。

同責任者は、「試算によると、プロジェクトの完成後、連雲(yún)港石油化學産業(yè)拠點に毎年480萬トンの産業(yè)蒸気を提供し、炭素排出枠を70萬トン以上節(jié)約できる。標準石炭の燃焼を毎年40萬トン削減でき、二酸化炭素107萬トン、二酸化硫黃184トン、窒素酸化物263トンの排出削減効果が得られる。これは面積2900ヘクタールを植林するのに相當する」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）