2022年6月1日、獨國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國がロシアに「沒収」された外國製旅客機の中國領(lǐng)空飛行を禁止したと報じた。

記事は、歐州委員會が今年2月、ロシアの航空會社に対する飛行機や設(shè)備の売卻を禁止し、リース企業(yè)には3月末までにロシアの航空會社との契約を終了するよう要求したと説明。情報によれば、ロシアの航空企業(yè)が所有する現(xiàn)役の旅客機980機のうち777機がリースで、その大部分はアイルランドの企業(yè)からリースを受けたものだったとしている。

一方で、ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)は3月、ロシア企業(yè)がリースを受けている外國製飛行機をロシア國內(nèi)で登録することを認(rèn)める関連法律に署名したと紹介。これは、ロシア國內(nèi)の外國製飛行機の數(shù)量を維持し、西側(cè)諸國による制裁を受けた狀況でも自國の航空會社が営業(yè)を続けられるようにすることが目的だと説明した。

その上で、中國の航空監(jiān)督管理機関が5月、全ての外國の航空會社に対して所有権やその他の情報を更新するよう求め、「ロシアで登録される前に、同國外で登録されていた旅客機で証明文書を提出できないものは中國領(lǐng)空への進(jìn)入を禁止する」と発表したとする、ロシアのビジネスニューステレビ局RBKの報道を紹介した。

記事は、中國の民用航空局はこの報道に対してコメントを出していないとしつつ、「中ロ関係には上限も下限もない」とする中國政府もウクライナ紛爭とは距離を保とうとしていると指摘。「中國政府は西側(cè)による対ロシア制裁を批判しているものの、中國企業(yè)に影響が波及することを懸念しており、ロシアを支援しているとみなされる可能性がある措置は避けようとしている」と伝えた。（翻訳?編集/川尻）