中國のサッカーメディア?足球報はこのほど、日本から派遣されたコーチ陣が中國サッカーに大きな変化をもたらすとする記事を掲載した。

記事によると、成都サッカー協(xié)會は中國サッカー協(xié)會の會員組織の中でここ20年ほど獨自路線を歩んでいる。2021年初めには中國サッカー協(xié)會に協(xié)力を要請し、日本サッカー協(xié)會からのユースチームのコーチ招へいを?qū)g現(xiàn)した。

「日本サッカーのユース育成の神髄を?qū)Wびたい」と希望していた同協(xié)會は、日本人のコーチに、ある年齢層のチームを指導(dǎo)するのではなく、若いコーチたちの指導(dǎo)をしてほしいという要望を伝えた。

成都市はサッカーのユース大會「パンダカップ」を3度開催し、毎回日本を招待した。日本サッカー協(xié)會の田嶋幸三會長も何度か成都を訪れたという。あくまで中國の一地方からの要請ではあるものの、日本サッカー協(xié)會はこれを受け入れた。條件を満たした40人以上の監(jiān)督の中から選考を行い、最終的に池谷孝氏、天野圭介氏、奧岳史氏らを推薦した。

現(xiàn)在、日本人コーチは成都サッカー協(xié)會トレーニングセンターで仕事をして約1年になる。現(xiàn)地のコーチ陣にサッカーに関する技能や理念、トレーニング方法を伝える一方で、學(xué)校でのサッカー人材の選抜やユースのトレーニング拠點の建設(shè)など、一連の事業(yè)にも攜わっているという。

足球報は「日本のコーチ陣がもたらした転覆的（大きく覆す）とも言える認(rèn)識の変化は、時がたてば成都サッカーの新たな上昇を促す可能性がある」とし、「これが中國サッカーの新たなスタートを促すことを願っている」と伝えている。（翻訳?編集/北田）