中國(guó)共産黨系の環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は4日、日本政府が対臺(tái)灣窓口機(jī)関の臺(tái)北事務(wù)所に防衛(wèi)省の「現(xiàn)役」職員を早ければ今夏にも派遣する方針を固めたとする日本メディアの報(bào)道を取り上げ、「また挑発行為」と反発する記事を掲載した。

記事は、「臺(tái)灣には現(xiàn)在、退職した自衛(wèi)官1人が駐在しているが、情報(bào)収集能力強(qiáng)化のため『現(xiàn)役』を派遣すべきだとの意見(jiàn)が関係者から出ていた」「日本政府は今回、日中関係への影響を考慮し現(xiàn)役とはするが文官にとどめる方針で、現(xiàn)役自衛(wèi)官の派遣は今後の検討課題だ」などとする産経新聞の報(bào)道を取り上げた。

その上で、「臺(tái)灣をめぐり、日本の政府と政治家はしきりに米國(guó)と結(jié)託して中國(guó)の內(nèi)政に干渉しようと試みている」と主張。

岸田文雄首相とバイデン米大統(tǒng)領(lǐng)が5月23日の首脳會(huì)談で、東シナ海と南シナ海における現(xiàn)狀変更の試みへの反対を表明し、臺(tái)灣海峽の平和と安定の重要性を強(qiáng)調(diào)したことについて、中國(guó)外交部の汪文斌（ワン?ウェンビン）報(bào)道官が「臺(tái)灣、釣魚(yú)島（日本名：尖閣諸島）、海洋関連の問(wèn)題における中國(guó)の立場(chǎng)は一貫し、明確だ。われわれは米日が関連問(wèn)題を誇張して中國(guó)のイメージを毀損し、中國(guó)の內(nèi)政に干渉することに斷固反対する。臺(tái)灣海峽の平和と安定が直面している最大の脅威は、（臺(tái)灣の）民進(jìn)黨當(dāng)局が『臺(tái)灣獨(dú)立』分裂活動(dòng)を推し進(jìn)め、米國(guó)など特定の國(guó)がこれをあおり立てていることだ。臺(tái)灣問(wèn)題において中國(guó)人民に対して歴史的罪責(zé)を負(fù)う日本は、なおさらに言動(dòng)を慎み、歴史の教訓(xùn)をしっかりとくみ取り、過(guò)去の過(guò)ちを繰り返さぬようにするべきだ」とコメントしたことを取り上げた。（翻訳?編集/柳川）