海外在住の中國(guó)人向け情報(bào)サイトに7日、「中國(guó)には200の『ホワイトハウス』が點(diǎn)在している」との記事が掲載された。記事はそれらの寫(xiě)真とともに、撮影したカメラマン、呉國(guó)勇（ウー?グゥオヨン）氏の言葉を紹介している。

【その他の寫(xiě)真】

記事によると、呉氏が撮影を開(kāi)始したのは新型コロナウイルスの大流行が始まってから。PCR検査と抗原検査を何度も受けながら各地にある200もの「ホワイトハウス式」建築をカメラに収め、今年初めに「中國(guó)のホワイトハウス」として北京で展示を行った。構(gòu)想が浮かんだのは2019年のことだが、感染拡大を受けて「今の切り離された世界を認(rèn)識(shí)するのに役立つかもしれない。作品を急いで発表しなければ」との緊迫感を抱いたのだという。

呉氏は、中國(guó)のネット上では多くの人が「米連邦議會(huì)議事堂式」の建物をまとめて「ホワイトハウス」と呼んでいると指摘し、「これは中國(guó)の庶民の米國(guó)に対する認(rèn)識(shí)が完全、全面的ではないことを説明していて、このような間違った呼び方に考えさせられた。だから作品に名前を付ける際、このあいまいな名前を使った」と説明。また、「ホワイトハウス式」建築は改革開(kāi)放から派生したものだとし、「人々の法治に対する理想、文化的な憧れ、富への渇望など多くの複雑で微妙な感情を乗せている」と紹介した。

呉氏が撮影した政府の「ホワイトハウス式」建物は26あり、これらはいずれも米中間のイデオロギー上の対立が緩やかになった1990年代末から2010年の間に建てられたものだという。また、裁判所の建物は70余りと全體の3分の1を占め、呉氏は「中國(guó)は法治國(guó)家であり、人間本位、公平公正でなければならず、連邦議會(huì)議事堂式の建物自體の威厳ある対稱的な形は、裁判所の公平?公正な法の執(zhí)行理念と一致し、法治中國(guó)の理想に新たな表現(xiàn)方法を提供した」と説明。この他、検察院と公安機(jī)関の建物は合わせて11、ホテルは22、大學(xué)の建物も22などとなっており、呉氏は個(gè)人でこうした家を建てた男性から「好きだったから建てた」と聞いたことも披露した。（翻訳?編集/野谷）