9日にシンガポールで行われた総合格闘技「ROAD TO UFC」の試合で、戦いを終えた中國(guó)人選手が日本人選手に対して背後から蹴りを入れるシーンが物議を醸した。

バンタム級(jí)トーナメント1回戦で対戦した風(fēng)間敏臣と中國(guó)のケレムアイリ?マイマイチツォヘチ（買買提託合提-克熱木艾力）の試合は3ラウンドを終えて判定へ。直後にケレムアイリが握手を求めて歩み寄るも、風(fēng)間がこれを拒否して後ろを向いた。すると、ケレムアイリは風(fēng)間の背中にパンチを、尻にキックを見(jiàn)舞った。審判に注意されたケレムアイリは、頭を下げて謝罪の意を示した。

突然の出來(lái)事に現(xiàn)地の実況は「オーマイゴッシュ！」と聲を上げ、中國(guó)の実況は「お、握手をしようとしたところ…相手が非常に非友好的で、これは、マイマイチツォヘチはちょっと怒っていますね」とコメントした。試合は判定の結(jié)果、風(fēng)間が3-0で勝利した。

風(fēng)間は勝利者インタビューで「全然うれしくないですね。フィニッシュしなければいけないという目標(biāo)があるんで、もう1ラウンドやっても良かった」と試合內(nèi)容への不満を口にし、その後YouTube配信で騒動(dòng)に言及、「（ケレムアイリの蹴りは）誰(shuí)かが觸ったのかなと思った。そんなに強(qiáng)くなかったので」「自分はまだ4ラウンドがあると思っていた。握手した後に毆り合いはできない。だから拒否した」と説明した。

この出來(lái)事について、大手ポータルサイトのヤフージャパンには、「まだラウンドが殘っていると思っていたのなら拒否した理由も理解できる。中國(guó)人選手の行為は非常にマズい」とのコメントが書(shū)き込まれる一方、「蹴った選手が良くないのは間違いないけど、ちゃんとルールを理解していて敬意を持って握手しに行った選手と、ルールを把握せず試合內(nèi)容に納得できないから握手を拒否する選手と考えたら、後者のほうが微妙」「（風(fēng)間のYouTube配信での説明について）自身の握手拒否に対するうしろめたさを自覚した上での言い訳では？4ラウンドがあると思っていたというのが本當(dāng)なら、ルールを理解しておらずプロ失格。もちろん蹴った側(cè)も暴挙には違いない」「蹴った方も悪いが、本人はシャツを著てるし関係者もリングに上がっている。この狀態(tài)で次のラウンドがあると思ったと言ってもねえ」など、ケレムアイリの非は當(dāng)然としながらも風(fēng)間にも落ち度があったとするコメントが多く書(shū)き込まれた。

中國(guó)の格闘技系メディアは10日付の記事で日本のネットユーザーのこうした反応を紹介し、「（日本の）多くの人がケレムアイリの行動(dòng)を理解し、風(fēng)間の方にも落ち度があったという考えだ」と伝えている。（翻訳?編集/北田）