2014年6月12日、中國(guó)のスポーツ専門(mén)サイト?體育看臺(tái)によると、サッカー人気の高い中國(guó)では、ネットで購(gòu)入した偽造診斷書(shū)を使って會(huì)社に休暇を申請(qǐng)し、ブラジルW杯の試合観戦をしようとする人までいることが、國(guó)際メディアにより各國(guó)で報(bào)じられた。

【その他の寫(xiě)真】

今大會(huì)では多くの試合が中國(guó)では夜から明け方にかけて行われるため、會(huì)社で働いているサッカーファンにとっては夜を徹して試合中継を観戦することになり、試合観戦と生活や仕事を両立することが困難となる。そうした中、大手オンラインショッピングサイト?淘寶（タオバオ）などでは醫(yī)師のサインが入った偽の診斷書(shū)が300元（約5000円）で販売されている。會(huì)社にウソの病気休暇を申請(qǐng)して、試合を観戦するためだ。

このニュースが英紙デイリー?テレグラフの知るところとなり、実際に淘寶を通じて偽の診斷書(shū)を入手して報(bào)じられた。発行元は上海交通大學(xué)醫(yī)學(xué)院付屬瑞金醫(yī)院で、病狀は「上気道の感染により、1日の病気休暇を必要とする」とされ、少なくとも4つの公印が押されている。しかも、日付は6月15日で、1週間前から休暇を用意することが可能だった。

瑞金醫(yī)院側(cè)は「?jìng)韦卧\斷書(shū)が流通している問(wèn)題は聞いているが、見(jiàn)たことはない」としている。診斷書(shū)を偽造することは違法行為で、中國(guó)では最大5年の懲役刑となる可能性もある。

しかし、偽造診斷書(shū)を使っても必ず休暇が得られるわけではない。ある人は販売ページのコメント欄に「ニセ物だった。ウソが會(huì)社に見(jiàn)つかって、クビになった」と書(shū)き込んでいる。（翻訳?編集/岡田）